アラフィフ主婦の一人暮らし
人生初のひとり暮らしになってから一月半、やっと慣れてきた。
(夫は単身赴任中なのだが、隣県なので毎週末には帰って来るし、仕事の関係でこっちにいることもあるので、正確にはひとりで暮らしではない。)
ひとりだと洗濯ものは少ないし、毎日掃除機をかけないといけないほどは汚れない。汚れなくても掃除は毎日した方がいいのだが、いかんせんひとりだと好きではないことはしない。
洗濯ものは少なくても、汗をかいた翌日は洗濯する。これは好き、基本的に朝洗濯しないと一日が始まらない気がする。
買い物も、毎日は必要ない。これもあんまり好きではないので、必要に応じて買い物に行く感じ。
さて料理、これは好きだったはずだ。
あれ?とりあえず息子が嫌がっていた雑穀米にする!ということは実現した。
ひとり焼肉。私は豚の薄切りだけでいいし、厚揚げも好き、しかも焦げる寸前までカリカリに焼きたい!ということでやってみた。無理して牛肉に付き合わなくてもいいし、もうちょっと焼いて食べたかったのにというタイミングで家族に取られることもない。
普段家族に合わせていたご飯を自分に合わせてみたけど、だいたい一回やってみると満足した。あれ?段々食べたいものが分からなくなり、納豆やハムやチーズを食べてる日々…、あれ?
夫が帰ってきても、外食や中食が増えていた。なんか違う…、先週真面目にご飯を作ってみた。雑穀米を炊き、出汁を取ってお味噌汁を作り、イカをさばいてアスパラと炒め、たこときゅうりの酢の物を作って…
「美味しい!」夫も言っていたが、私もそう思った。
なんで作らなかったんだろう?今週は自分のために料理してみる…余るのだ。
なんか食材がもったいないので、買った材料を使い切ろうと思うと同じものばかり食べる羽目になって飽ぐ。
うーん、まだまだ修行の身だな。
ある日、お世話になった方から「渡したいものがある」と連絡があった。夜8時頃だったけど、今近くまできてるからとのことだった。「ありがとう」と受け取って終わると思っていたら、相手の話が長く、外で話していたら寒くなってきたので、マックへ移動してパイを食べてコーヒーを飲んでいたら日付が変わりそうになった。お世話になったひとなので今回は付き合ったのだけど、コーヒーと、話の内容で眠れなくなり、翌日に支障をきたした。
生活リズムを整えること、自分を守ることは大事なんだなあとあらためて思った。
自分にとって心地いいところ、なかなか難しいが、試行錯誤を楽しみたい。