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ep.14 バレーボールにおける背筋の重要性2
今の教育制度は明治時代に作られたものだと知り日本は明治時代のやり方でこんなに頑張っているんだと感心しているイワサワです(教育制度を変えることにどれだけ苦労するのか知りません)
さて今日は前回の続きでバレーボールと背筋というテーマで書いていきたいと思います
前回は肩甲体の昨日がすごく大切であるという説明で終わってしまっていたと思うのでそこから話を始めていきたいと思います
前回の記事をまだ読んでいない方は
読んでからの方が話がわかりやすいと思うのでぜひ
スパイクと背筋
前回は肩甲骨の感覚を大事にしましょうということで話が終わっていましたが
もちろんそれだけでスパイクはうまくなりません
突き詰めていくとキリがないので今回は肩関節と肩甲骨との関係を観ながら話をしていきます
肩関節には屈曲(手を上げる)伸展(下げる、後ろにひく)外転(横からあげる)内転(ほぼ関係ない)水平内転(外転90°から腕を内に動かす)水平伸展(水平内転の反対)外旋(外にひねる)内旋(内にひねる)
ざっくりこれだけの動きがありそれぞれの組み合わせによって多彩な動きが可能となります
次にバレーボールのスパイク動作に必要な動きをピックアップしていきましょう
まず腕を引き上げる際に一度バックスイングが必要になるので伸展
伸展したところから引き上げなければならないので屈曲
ジャンプ中に溜めを作る為に水平伸展
スイングは動きが非常に複雑かつ動きのタイミングや連鎖が重要になるのでわかりづらいですが水平内転、外旋、内旋、伸展
さらに肩関節の中で背筋の関わる動きをピックアップします
僧帽筋(屈曲、外転)広背筋(伸展、内転、内旋)大円筋(伸展、内転、内旋)
というわけで文字起こしすると急にバレーボールは難しくなってしまうので
動画で観てください
いかがでしょうか
次に動画には載せてしまっていますが前回の肩甲骨の機能と合わせて
肩甲骨がどのようにスパイク動作に関わってくるのか考えていきます
一番わかりやすいのはジャンプ中の腕の引きだと思うので
肩関節の水平伸展と肩甲骨の内転はセットで行えると良さそうです
もちろん反対の動きも考えられるので水平内転と肩甲骨の外転もセットになりそうです
それから水平内転と外旋はペアで考えます
これは障害予防の観点からも非常に重要で水平伸展位で外旋してしまうと肩関節の後方の支持機構に過剰なストレスがかかり怪我の原因になります
前に水平伸展と肩甲骨の内転という話をしていますがそれも肩関節の後方支持機構を痛めない為に非常に有効になります
というのも肩甲骨が内転しなければその分肩関節が水平伸展して引こうとします、さらにそこから外旋が加わり肩関節の後方の組織は悲鳴を上げるということは容易に予想できますね
あげればもっとたくさんありますが今日はここまでにして
肩甲骨の動きにおいて背筋が関わる動きはなんなのかあげましょう(難しいので主に働く筋のみに絞ります)
僧帽筋中部、菱形筋(内転)
まとめていきます
バレーボールのスパイクではいろいろな肩関節の動きが必要になってきますが、その中でも
バックスイング(肩の伸展)→広背筋、大円筋
空中での溜め(肩の水平伸展、肩甲骨の内転)→僧帽筋、菱形筋
ヒット(肩の伸展)→広背筋、大円筋
などが背筋に深く関わってきそうなことがわかりました
かなり多くの動きが出てきてしまいこんがらがってしまった方も多いと思いますが結果的には三つに絞ることができました
どうやら広背筋、大円筋、僧帽筋中部下部、菱形筋あたりはかなりバレーボルにおいては重要な筋になりそうです
ではどんなトレーニングをすればこれらの筋肉は鍛えられるのでしょうか?
またパフォーマンスは上がるのでしょうか?
いくつかトレーニングをご紹介していきます
ラットプルダウン、ロウローイング、シーデットローイング、ベントオーバーローイング、チンニング
トレーニング名のみのご紹介にさせていただきます
(YOUTUBEに聞いていただければいくらでも出てきます)
重要なことは
どのトレーニングも肩関節のみではなく肩甲体の動きと合わせてやってもらうことです
スパイク動作は肩関節単独の動きでは決してないので肩甲体と肩関節が協調して動くことが大事です
ややこしくしようと思って書いているわけではないのですが
私の理解が甘いのか、脱線しややこしく書いてしまう癖がありますwww
精進しますのでこれからもよろしくお願いします!
イワサワでした