
内定辞退して、東京のコーヒー屋で働き始めた話。
こんにちは~。
今日は、人生の決断、仕事の決断について自分の経験をもとに少しでも伝えられることがあるのではないか?と思い筆を執りました(キーボードか笑)
大学でのことや、海外に行ってみたこと、就活でのこと、そしてバリスタになるまでのあれこれを書いたり。
振り返るとこういったことが大切だったのかも、というようなことも書いていけたらな~と思います。
のんびりと、エッセイとか、小説感覚で読んでもらえたら幸いです~。
大きく3章に分けて話します~。(小説っぽいね)
※ちなみに、かなり長くだらだら書いています。かなりです。余裕のある方はぜひゆっくり読んでね(笑)
一応、3章だけ読んでもある程度分かるようにしています!たぶん。1,2章ではあえてコーヒーのことは出していないです。
1章:高校~大学を休学するまで

高校生くらいからいきましょう~。高校時代はバスケを新たに始め、初心者ながら頑張りましたね。そして、受験の時期になると、周りに大学に行く方も多く、自分もどこかの大学に行こうかな~と自然になっていました。ただ、将来これがしたい!これが学びたい!という意志はあまりなく、文系だったこともあり経済学部を選択。ぼんやり海外に行ってみたいな~とも思っており、国際系のプログラムのある大学を目指しました~。
そして、しっかりと受験勉強を頑張った結果、地方の国立大学に見事合格することができました!
2019年4月、そう、新年号令和が始まる年、しかも令和が発表されたその日に入学式があり、令和1日目から、晴れて大学生活が始まりました!新たな年号、新たな土地、新たな挑戦で、どんな日々になるのかとても楽しみでした!
大学時代には、新しくダンスを始めてみたり、外国人と友達になってみたり。いろいろと挑戦したな~という思い出があります。1年生の終わりごろにコロナ禍に入りなかなか人に会えない日々が続いたものの、超仲がいいいつもの3人組(僕とE君、R君。結構出てきます。重要人物です。)でよく遊んだり、誰かの家に泊まったり、楽しく過ごしましたね(笑)。
コロナ禍で始めた人も多いであろうプログラミング。僕もぼんやりと将来のために何かしたい!という気持ちがあり、プログラミングを始めました。場所や時間に縛られず、自由に生きていきたい!という気持ちがあったんですよね。プログラミングを勉強して、プログラミングスクールのメンターをしてみたり。よく頑張ったな~と思います。
そして、大学3年の終わりごろ、そろそろ就活をするか!と思い、いろんなことを考えました。これまでプログラミングをやってたし、エンジニアになろうかな~と。
そんなことを思いつつ、大学4年の4月、大好きだったTWICEのライブに大学時代仲良かった3人組の1人R君と一緒に東京へ行きました!TWICE最高でしたね~。そして、このライブを最後に就活に専念しようと思っていました。
ただ、ものごとって簡単に進まないもので。。。
TWICEのライブで東京に行くタイミングで、「東京のゲストハウスで最近働いているから会おう」と、仲の良かった3人組のもう1人のE君がLINEをくれて、久しぶりに会うことに。そうしたら、「休学して海外に行くんだ~」と言ってて。そのために今ここで働いて、お金を貯めたり、こんなことしたり~といったことを話しているのを聞いて、感じるものが、いや、無意識のうちに、忘れようとしていたものを思い出したんです。
そう、「海外に行きたいと思っていたんだ!」ということを。
大学時代には外国人の友達が欲しくて、そういうイベントに行ってみたり、話しかけてみたり。交換留学に行きたくて、TOEICなどの英語の試験受けたり。ただ、在学期間中、4年の前期のタイミングでも、コロナ禍は続いており、大学でも渡航規制があり、行くことは叶わなかったんです。そして、就活の時期が来たし、就活するか~となっていた矢先、E君が休学して、海外に行くと。自分にもそういう選択肢があると頭の中ではわかっておきながら、その選択を選ぶ勇気のようなものがなかったような気もします。何気なく、就活するか、という気持ちになっていたんです。
TWICEのライブから帰ってきた翌日、どうしようか、と考えました。就活するか、行きたかった海外に行くか。海外に行くとなると、就活などの不安が漠然とあったので、海外に行った知り合いなどに話を聞いてみたり、知り合いにそういった人がいないか尋ね、知り合いの知り合いの方から話を聞いてみたり。その結果、休学してでも、海外に行こう!と決めました。
この決断をした理由は2つ。1つ目は、今やりたいことをしたい、そしてそのように生きられる自分でありたいと強く思ったからです。プログラミングをしていたり、エンジニアになろうとしていたのは、将来楽に働いて、楽に生活したいからでした。言うなれば、将来のために、今という時間を生きようとしていた気も。でも、E君との会話で思ったんです。自分自身、今やりたいと思っていることをしたい!今を大切に生きる自分でありたいと。
2つ目は、海外に行って、いろんなものを見て、いろんな人と会って話して、いろんな価値観に触れたいと思ったからです。正直、自分がどんな人生を生きていきたいか、何を大切にして生きていきたいか、確固たるものはなく、悩んでいたんです。それを見つけたいと思い、まずはいろんなことに触れようと。
そして、いざ休学しよう~と思うと、意外にも(かなり高い)障壁がありました。休学して海外に行くことは渡航制限により原則許可されていなかったんです。学校側(担当教授や学部長、学校長など)の許可があれば例外として可能ではあるらしいと知り、なんとかそこを頼りに頑張ることに。家族は予想外にすんなりと休学を承諾してくれたものの、案の定学校側は大反対。結局休学して海外に行くことは叶わず、大学卒業後に海外に行くことになりました。。。新卒カードを使えなくなる、ということは分かっていながら、それでも海外に行く挑戦を選びました。「今」行きたかったんですよねえ。
それまでの期間(4年の6月~3月)に何をしようか考えていたところ、東京のゲストハウスで働くE君とちょうど電話することがあり、一緒に働かない?との話が。ちょうどその年の10月に、海外からの渡航規制が解禁されることが発表されており、外国人とも色々話せると思うとのこと。その場で働きたい!と言っちゃいましたね。そしてオーナーにその話をしてくださり、オーナーとも直接話し、7月から働けることに。
※ちなみに、10月で渡航規制が撤廃される=日本からの渡航規制もなくなる、ということだったらしく、10月に大学の渡航規制も緩和されて、運の良いことに休学して海外に行くことができるようになりました(笑)。
のんびり気質のせいか、そんなことは知らず、休学申請が10月末までだったので、最後の望みにかけて大学のHPを見たところ、渡航規制が緩和しており、10/28にゼミの教授に相談。ギリギリすぎると怒られるものの、何とか許可をもらい、学校長の許可も下りました。新卒カードなくなる覚悟はしていましたが、戻ってきてひと安心でした!!!!(結局バリスタとして働き、新卒カードは捨てるんですけどね笑)
2章:休学中のこと

休学中は、ゲストハウスで働いて、その後海外へ行きました~。
いや~、①だけでかなり長々と話しちゃいましたね~。そろそろ飽きてきた、なんて思われないように、頑張ります!(頑張り方は分からないけど笑)。ではいきますよ~~!!
まずはゲストハウスで働いたことについて。2022年の7月から12月の5か月ほど働きました。(休学はこの期間の4年生10月から1年間)日本人のお客様はもちろんのこと、10月の渡航規制が撤廃されてからは海外のお客様も多くなり、さまざまな方々と話をすることができました。また、1階にバーも併設されており、未経験ながら、バーテンダーもさせていただいたり、シーシャも提供したり(シーシャで輪っかを作れるまでになりました笑)。何より、オーナーとの出会いには本当に感謝しかありません。ある日、こんなことを話してくれたことがありました。
金曜日、まさに華金!自分がバーテンダーとして、あるお客様とカウンターで話していた時。お客様は、「このお酒のためにいつも頑張って働いているんだよね」とおっしゃっていました。自分は「そうなんですか~、今日はもうしっかり楽しみましょう~」と言って盛り上げましたね(笑)。そして閉店後、オーナーが言ったんです。これが俺が1番君に伝えたいことなんだよね、というかっこよすぎる前置きとともに。
「さっきあの方、このお酒飲む時間のために、週5日働いているって言ってたよね。でも、なんかそれもったいないなって思う。だって1週間7日あるうちの、5日をなんとか過ごして、残りの2日のために生きているってことだよね。おれはその5日も楽しんでほしい。仕事って本当に楽しいし、君には仕事の楽しさを伝えられたらと思ってる。」と。
「あああ~、なんという夜だ、なんという方だ。」と思いましたね。これまでは、将来楽して働きたい、できるだけストレスなく生きていきたい、と思っていたのですが、日ごろオーナーがいつもいつも楽しそうに仕事をしているのも見ていたのもあり、ゲストハウスでの日々の仕事で楽しさを感じていたのもあり、仕事も仕事が休みの日も、どちらも楽しむ、そんな自分でありたいと思うようになりました。今思うと、このゲストハウスでの経験がなければ、バリスタになっていなかったのかもしれないですね。まあ、どれかの経験が異なっていれば、違う今になっている気はするのですが(笑)
まあ、そんなこともありながら、3人組の仲良しのE君と働けたり、仲のいい新たな友達ができたりと、楽しいゲストハウス生活ののち、海外に!!
どこかでワーホリ等で生活しようと思っていたのですが、その前に軽く東南アジア行こうかなと思い、1人で東南アジアへ。
東南アジアには、2か月(2023年12月から1月)かけて、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシアへ。現地で仲良くなった人と、登山したり、観光したり。ゲストハウスで仲良くなった人の家に遊びに行ったり。現地の人と政治の話をしたり、価値観の話をしたり、いろんなことを話せました。年越しはタイのチェンマイでした!花火上がっていました!
2か月間1人で旅をして、日本の安全さ、安心感、居心地の良さをあたらめて感じたし、人生なんとかなるのかも、なるようになるのかもしれない、なんて思ったりもしました。
1度帰国し、3月に友人とともにインドへ2週間ほど行きました。結論から言うと散々でしたね。高額タクシー運転手付きツアー(1人10万円)をぼったくられ、ツアー終了時に運転手にチップを渡す際、2人合わせて2万円を要求され、口論するうちに、「殺すぞ!!」と言われ、タクシーから飛び出し、警察署、警察官の警護のもとホテルで宿泊し、早朝から大使館へと。。。
かなりのやられようでしたが、ゾウに乗ったし、タージマハル見れたし、まあよしとしましょう。タージマハルまじできれいでした!本当に感動しました~。ただ、翌月のクレカ支払いすごいことになってましたね。あと、タクシーから飛び出した際、財布を忘れてしまい、クレカなくすという失態も犯しました。その日のホテルで寝る前に気づき、その場で停止申請をしたのも、まあ悪くない思い出です(笑)。
そんなこともあり日本に帰ってきて、これからアフリカ、ヨーロッパと旅したいと思っていたのですが、海外行きたいと思っていた理由は達成できたことと、インドでの仕打ちにより旅をする気力がなくなったこともあり、ちょうど4月で、これから就活するか~という気持ちにすんなりなりました。
3章:バリスタになるまで

ついにこの章に来ました!
1、2章と読んでくれた方、ありがとうございます。ある程度どんな流れでこの就活時期まで来たか把握できたかと思います。やっとコーヒーの話をしていきますね。1、2章の話も少し出てきて、横断的な内容になってます。
3章から読んでいるという方も、ここからでも十分理解できると思います。ゆっくり読んでもらえると幸いです~。
~~これまでの概要~~
地方国立大の経済学部へ進学し、仲良し3人組でよく遊ぶ(R君・E君)。外国人の友達を作ったり、プログラミングを始めてみたり。就活時期になり、仲良し3人組の1人E君と話した時、かねてから行きたいと思っていた海外に行こうと決意し、就活をやめる。4年時、2022年7~12月まで東京のゲストハウスで働き、その期間の10月から休学。その後、東南アジア、インドの旅へ。帰ってきて2023年5月から、2度目の就活へ!
「僕とコーヒーの出会いは、大学時代の仲良し3人組の1人R君がくれたインスタントコーヒーでした。」
それは大学3年の3月のある日。
「最近コーヒー飲むようになったんだよね~缶コーヒーいる?」とR君。僕は、「いらない~」と答えました。
数日後、インスタントコーヒーを入れるR君。「いる?」と1言。「じゃあもらおうかな」と僕。
飲んでみた結果、うん、悪くないな、と。あまり得意ではないと思っていたコーヒー、意外にも飲めるかも、と思うほど、大人に成長していたらしい(笑)。
そして、就活していた僕は近くのカフェに行って就活を。試しにカフェラテを頼むと、なんと美味しい!そしてカフェって落ち着くな~~と。そこからたま~にカフェに行くようになりました。
その後、E君が最近働いているという東京のゲストハウスにて、4年生の7月から12月まで働くことになるのですが。(4年の後期の10月から1年間休学します。)東京では、言わずもがなですが、元いた場所よりも、多くのものがあり、カフェもいっぱいあって。
東京に来てから、カフェに行ってみると、なんかカフェっていいなーって思って。コーヒーにデザートを頼んで、なんだかいい雰囲気の中のんびり過ごしてみたりして。そんな時間が好きで、いろんなカフェをめぐってみたりしました。そうこうしているうちに、コーヒーの豆を選べるカフェがあって。適当に選んでみたら、「うまっ」ってなって。うわ~コーヒーっておいしいな~ってなりました。あとから調べてみると、それはスペシャリティコーヒーだったらしい。その後もいろんなカフェをめぐってめぐって、楽しい日々でした。
そして、東京のゲストハウスで働いた後は、東南アジアへ。ベトナムやタイは、けっこうコーヒーやカフェが盛んで。2か月間東南アジアにいたんですけど、そのうちの半分はカフェに行っていた気がします。単にカフェで過ごすのが好きで、気が付けば次どのカフェに行くか検索していましたね(笑)。
お気に入りのカフェはこの2つ。どちらもチェンマイ。チェンマイは本当に街の雰囲気も好きで、いつかまた行きたいし、何か月間か住んでみたいな~とも思いましたね。
1.Akha Ama Coffee

1つ目はAkha Ama Coffee。聞いたことある方もいるかもしれません。東京の神楽坂に1店舗あるんです。もともとチェンマイにあるカフェで、雰囲気が好きすぎました。3回は行きましたね。
2.Coffee Lovers

2つ目はCoffee Lovers。自分でもよくわからないですが雰囲気が好きだったのと、店員さんと話すのが楽しくて、5回ほど行きました。
帰国後の2023年4月、休学から半年の段階。もう少し海外行こうと思っていたのですが、色々あり、このタイミングで海外は終了~。
海外から帰ってきて思ったのは、家でコーヒーを自分で淹れてみたいな。ということ。実家に帰ったので、母にふと思ったことをつぶやいてみたら、「買っちゃえば?」と一言。あ、たしかに。となりましたね。もうその日に、ドリッパーやら、サーバーやら、コーヒー豆やら買ってみました。初めて自分で買ったコーヒー豆は覚えていて。福岡にあるハニー珈琲です。後々、あのバリスタの世界大会WBCでアジア人で初めて世界一になった井崎英典さんの父の会社だと知りました。いや~おいしかったです。
そんなこんなで家で淹れてみるようになり。。。
どうやったらおいしく入れられるかな~と本を買って調べてみたり、コーヒー屋が開催しているドリップセミナーに足を運んでみたり。そして家で試行錯誤して。
母に、父に、妹に、家族みんなと一緒に飲んで、「おいしい!!!」と言ってもらえた時はうれしかったです。母に至っては、自分よりも味がわかってきてしまうし、妹もコーヒー苦手だったけど、「これは飲める!」と言ってくれました。しまいには、毎晩コーヒーを要求される始末です(笑)。まあ家族団らんって感じでうれしかったですが。
今思うと、この時の経験が、思い出が、今自分がコーヒーにかかわる仕事をしたいと思うに至った直接の理由になっているのかなと思ったりもします。コーヒーを通して人々を笑顔に、幸せにできたら、とーーってもうれしいな~と。
まあ、そんなこと思いつつ、2回目の就活をはじめます。
既に就職時に上京していた大学時代の仲良し3人組のR君宅、そこを拠点に就活をします。マーケティング、ITに興味があり、そのような企業を受けました。ありがたいことに内定をいただき、翌年2024年の4月からエンジニアとしてIT企業で働く予定でした。
そして、卒業まで8か月ほどあるな~と思っていた時。コーヒー屋で働いてみたい、という気持ちが出てきました。就活しているタイミングでも思っていたのですが、なぜか新卒の就活の選択肢としてバリスタになるというものが頭の中になかったんです。おそらくお金が理由だろうと思います。お金は気にしない!という考え方もありますが、やはりお金は考えてしまいますね~。
新卒でエンジニアとして働くが、それまで、もしくはエンジニアとして働いた後、バリスタとして働けたらと思いつつ、卒業までの8か月間でまずは挑戦しよう!と思い、いろんなカフェやコーヒー屋で話を聞いてみることに。
そこで分かった事実。「8か月しか働けない方、しかも未経験の方はなかなか採用できない」ということ。
理由はシンプルで、バリスタはイメージとは反対に(イメージ通りの方もいるかもしれませんが)様々な技術が必要な職業で、8か月となると、トレーニングをして一通りの業務ができるようになって、これから!というタイミングで辞められることになり、採用するメリットがあまりないということ。
どうしたものか、、となりましたね(笑)。
大学在学中に中途半端にバリスタはできない。できるとしたら、新卒の会社を辞めた後かなと思いました。もしくは新卒の会社を蹴ってから?
そんなことを思っていたタイミングで東京にて2023年のSCAJが開催されて。仲良し3人組のR君の東京の家にいたため、迷うことなく全開催日の4日間朝から夕方まで行きました!そこで、バリスタの大会を見たり、コーヒーに携わる様々な企業の方に話を聞いたりして。もう無我夢中でしたね。
メーカーの方、コーヒー豆商社の方、コーヒー屋で働く方などなど。最近バリスタをしたいと思い悩んでいることを話したり、コーヒーの仕事をやっててどうかを聞いたり。いろんな方と話す中で、思ったのは、みんな目が輝いているな~ということ。「コーヒーの仕事をやっててどうか」という質問はコーヒー屋に限らず、いろんな会社の方にしたのですが、その方々の話す姿に心惹かれて。(もちろん、どの仕事をしていても、このように目を輝かせて話す人はいますが。)
自分もこの方たちみたいに、コーヒーに携わる仕事をしたい!コーヒーで人を幸せにしたい!と思うようになりました。
最終日だけ友人と一緒に行ったのですが、その友人からは、「なんでこんなにもガンガン質問できるのか、コミュ力半端ない」「コーヒーの話をしているとき、めっちゃ生き生きしているね」なんて言われました。働く前から、コーヒーの話をする自分は目を輝かせていたのかと(笑)。
SCAJに行った後の迷いはこのようなものに変わっていました。「内定先のIT企業に就職するか、その内定を蹴ってコーヒーに携わる仕事に就くか。」知っている方は知っていると思いますが、2023年のSCAJは10月末。そう、既にIT企業の内定式は終わっていたんです。内定を確定させているものの、新たな迷いが出てきたんです。
11月に入ってどうするか考える日々が始まりました。仲良し3人組のR君に相談したり、東京のコーヒー屋の方に相談したり。もちろん1番は自分の心に相談しましたね(笑)。
ただ、、、
この時期の決断を後押ししてくれた陰の立役者となったのが、本なんです!(陰の立役者の使い方あってるかな?笑)。
海外に行こうと思った理由の1つと被るのですが、自分がどんな人生を生きていきたいか、何を大切にして生きていきたいか、これは自分にとっては結構大切なことで。
2023年の4月に海外から帰国した時点で、「自分の思っていること、やりたいことを、やれる自分でありたい、そう動ける自分でありたい。そして今を全力で、楽しくいきたい。」こんなことを大切に生きたいな~と思っていました。
海外から帰国してから読書にはまったのですが、この2023年11月時点では大切にしたいことが上書きされていました。(増えてました、の方が正しいかも)
それは、
「日々、全力で仕事をして、それを通して1人でも多くの方に幸せを届けたい。そうすることで自分もより幸せになれると思う。」
「日々の生活、家族や友人など、本当に大切なものは何か、見失わないこと。その近くにある幸せに気づき、幸せをかみしめたい~」
こんなところですね~。
みんなの大切にしたいことは何でしょうか。
※余談ですが、ちょっと本について
バリスタとしてコーヒー屋で働いている今でもよく本は読んでいて。本って本当によくって、素晴らしくて。お金が稼げるようになる、とかそういうことじゃなくて、今まで見えもしなかった新しい視点や、人生にとって大切なことを気づかせてくれるんです。本を読まなかったら、バリスタになっていないかもしれないし、今のような考え方をする自分もいなかったかもしれないって思います。本によって今までも、今も、これからも、多くの人の人生(心)が豊かになると信じています。
そして、もっと本の魅力を多くの方に知ってほしいし、本を読んで少しでも前向きになれたり、今まで以上に幸せを感じれられる自分になったり、そんな瞬間の一助にいつかなれたらと思います。今はバリスタとして頑張っていますが、いつかは本にかかわる仕事もしたいと思っています。
「本か~、まあ悪くない。」なんて思った方は是非読んでみてください~
特に出会えてよかったな~と思う本はこの3つ。おすすめです!思うとそれぞれ3回も読んでましたわ。
①「お探し物は図書室まで:青山美智子著」
→これ読んだら、なんだか人生っていいなあって思えました。
②「手紙屋:喜多川泰著」
→仕事への向き合い方、働く上での心の持ちようについて。
③「生き方:稲盛和夫著」
→人間、人生にとって何が大切か。やはり心らしい。
そんなこんなで、本を読んでいたこともあり少し考え方も変わって、これから自分が何を大切にしていきたいか、仕事をしていきたいか考えてみたんです。そして考えたら、コーヒーだな、となりました。エンジニアの仕事も楽しそうではあったのですが、それをやる理由、目的が自分の中ではっきりなかったんですよね。
その反対で、コーヒーに関して考えてみると、はっきりとあって。
超シンプルに言うと、、
生活の中に美味しいコーヒーが加わり、これまでより心豊かに日々の生活が送れる人を1人でも多く増やしたい~。
そして、具体的に言うと、、
美味しいコーヒー(スペシャリティコーヒー)の魅力を伝えて、もっと多くの人が生活の中でコーヒーを楽しみ、今までよりも豊かな気持ちで生活する人を1人でも増やしていきたいな~。
ただ、コーヒーを楽しむようになるきっかけは人それぞれだし、コーヒーの楽しみ方も人それぞれだと思っていて。そのようなきっかけを提供しつつ、それぞれの人に合ったコーヒーの楽しみ方ができるようサポートしていきたい~。
要するにコーヒーを通して、人々に幸せを届けていきたいってことです(笑)
極論コーヒーはなくてもいいのかもしれませんが、これまでの生活、日常の中にはなかったコーヒー、しかも超おいしいコーヒーが新たに生活の中に入ってくることで、1段階、いや2段階、もはや何段階かは知りませんが、心豊かな日常になると思うんです。
家族にコーヒーを淹れてた話があったと思うんですけど、コーヒーを自分が淹れたことで、家族での楽しい時間にもなって。他には、コーヒー屋をめぐっていろんなコーヒーに出会い感動したり。キャンプでみんなに淹れておいしいと共感しあえたり。朝起きてコーヒーを飲んでやる気が出たり。休日に本を読み、ジャズを流しながら、ゆったりコーヒーを飲んで至福の時間を過ごせたり。(自分はこの楽しみ方が好きすぎます)
まあ、そんな感じで、1人でも多くの人がおいしいコーヒーを知るきっかけになりたいし、日常に取り入れたいって思ってもらえるように、何かできたらいいな~と思いました。
そう思うと、もうIT企業で働くより、コーヒー屋で働きたい!ってなっちゃったんですよね~。ただそこでの葛藤もまたありまして。それはお金ですね~。少しだけ迷いました。
内定を承諾し働こうと思っていたIT企業の初任給は33万円。1年目だけの給与だけで考えても、コーヒー屋で働くよりも毎月約10万円ほどの違いが。そこにボーナスも入ってきて、計算してみると1年目で年間約150万円ほどの給料の違いがありました。5年、10年と考えると恐ろしいですね。IT企業の方の給料が良かっただけに、少し葛藤がありましたね(笑)。
ただ、お金も大事ですが、それよりも自分の心、気持ちを大切にしたいな~という気持ちのほうが大きかったですね。やりたいこととしては断然コーヒー。「コーヒーをやりたいが、給料が良いという理由でIT企業を選ぶ自分」と、「給料はIT企業ほどはないが、本気でやりたいと思えるコーヒーの仕事を選ぶ自分」。そのように考えたとき、即決で後者を選びました。
よくその判断をしてくれた自分!!なんて今も思います。今のところは後悔なしです。これからも後悔しないよう頑張れよ自分!!(笑)
この決断をしたタイミングでまだコーヒー屋の選考を受けていませんでしたが、時期も時期だったこともあり(11月中旬)、IT企業の採用担当の方に、内定辞退の連絡を。。。非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、誠心誠意申し訳ない気持ちを伝えつつ、自分の進みたい道を優先しました。
そこから、いくつかコーヒー屋さんの選考を受けました!Blue bottle coffeeと、Light up coffeeの2つ。結果的に、Light up coffeeで働くことになりました~!!
ここを選んだのは、ぼんやりと自分がコーヒーを通して届けたいと思っていることと、Light up coffeeが目指していることが同じ方向な気がしたんですよね~。
・自分
生活の中に美味しいコーヒーが加わり、これまでより心豊かに日々の生活が送れる人を1人でも多く増やしたい~。
・Light up coffee(HPより)
「おいしいコーヒーで、 毎日を明るく照らす」
LIGHT UP COFFEEは、栽培・収穫・精製に手間をかけてつくられた、個性あふれるシングルオリジンコーヒーを仕入れ焙煎し、日常に根付くようお届けしています。おいしいコーヒーがあることで1日が少し明るく感じる、そんな豊かな毎日をコーヒーを通してお伝えしています。
そして、2024年4月から働き始め、トレーニングから頑張っています!!!これから、多くの人にコーヒーの魅力を、そして幸せを届けるぞ~~なんて気持ちでいっぱいです。初心を忘れず頑張ります~~
終章:最後に
今回は初めてnoteを書いてみました。途中で本の話が出てきたと思うんですけど、いつか本書いてみたいな~と思ってて。そんな話を友人にしてたら、「え、今も書けるんじゃない?」と言われて。あ、たしかに!となりまして。まずはnoteで、本みたいに書こうかな~ってなりました。ちょっと長くて読みにくかったかな?どうだったかな?
エッセイなのか、小説なのか、よくわかりませんが。書きたいことは書けたかな~というところです。
大学に入ってコーヒー屋で働くまで、いろんなことに悩み、でもいろんな挑戦をしてきたからこそ、今があるのかなって思ってます。そうすることができたのは家族や友人など周りの方々のおかげだな~と思います。感謝でいっぱいです。自分にも感謝です。
最後に、青山美智子さんの本を読んで思ったことなんですけど、
「大切なのは物事に対して自分自身がどう受け取るか」、だということです。例えば、今回自分が書いたnoteを読んで、誰でも同じように感じるわけではなくて。そこから前向きになる人もいれば、この人には賛同できないって思う人もいたり。仕事選びをどうするか参考にする人もいれば、へ~コーヒー飲んでみようかな~と思う人もいるかもしれません。
良く受け取るか、悪く受け取るか、うまく生かしていくか、生かさないか、あなた次第ということですね~。
今回の話が、誰かの、何かのきっかけになれたら、飛び跳ねたいくらいうれしいです(笑)
また気が向いたら、エッセイ書いてみます~~~