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温泉紀行(開湯は1300年前と歴史ある湯:温泉津温泉 のがわや旅館)

11月に島根に2泊3日で温泉旅行に行ってきた。

初日は晴れていれば石見銀山を観光する予定だったのだがあいにく雨だったため、雨天でも楽しめそうな呉にある大和ミュージアムに行き先を変更した。

大和ミュージアムの展示内容はかなり充実していて日本の造船技術の歴史を当時の貴重な資料を見ながら興味深く知ることができた。船の模型などもかなりの数展示されており好きな人にはたまらない内容だと感じた。戦艦などに特段興味を持っていなくても十分に楽しめる展示内容となっているのでまだ行ったことがなければ是非訪れてもらいたい。特に雨の日の旅行計画に難儀しているようならお勧めの観光スポットだ。

大迫力の戦艦大和

ちょうどゴジラ-1.0を監督した山崎貴の特別展をしておりこちらも鑑賞した。展示内容は映画で使ったセットや模型が鑑賞できてこちらも大変面白かった。山﨑監督作品についてはゴジラなど大変評価の高いものから、ドラゴンクエスト・ユア・ストーリーなど総スカンを喰らった作品まで色々だ。ゴジラ-1.0の直接的な続編かはまだ不明だがまたゴジラ映画を撮るらしいので楽しみである。

ゴジラの口内で爆発させた機雷?
ALWAY三丁目の夕日から
青いロボットが居候している少年の部屋

ランチは近くにある呉ハイカラ食堂でカレーを食べた。

鉄のくじらカレー

時間に余裕があれば大和ミュージアムの側にあるてつのくじら館にも行ってみたかったのだが、温泉津温泉までは移動時間もかかるので今回は見送った。

高速を飛ばして一路温泉津温泉へ。

温泉津温泉には日帰りで一度来たことがありその時は元湯と薬師湯に入ったのだが宿泊してゆっくりしたいとも思っていたのだ。

温泉津温泉に着いたのが16時前。今回お世話になるのがわや旅館にも駐車場はあるのだが宿までの道が狭く難儀しそうだったため、温泉街入り口にあるゆう・ゆう館駐車場に停めさせてもらった。

傘をさして5〜10分スタスタ歩くと宿に到着。

チェックインを終えゆっくりした後さっそく温泉に入ることにした。

風呂の利用時間は23時までになっていて、男湯、女湯の他に貸切風呂が1つありこちらは1回40分の予約制になっている。貸切風呂は夕食前の時間帯が予約ですでに埋まっていたため翌朝の朝食前に予約を入れてもらった。

ご利用案内

貸切風呂以外の2つの浴室にはそれぞれ浴槽が2つあり、小さい方が100%源泉掛け流しとなっていて大きい方は循環湯となっている。浴槽に溜まったお湯を見るとその違いは一目瞭然で小さい方は湯が薄茶色に白濁しいるが大きい方の湯は透明となっている。

体を洗った後、源泉掛け流しの小さい方の浴槽に入ってみた。元湯と薬師湯が激熱湯だったためかなり覚悟して入ったのだが予想外に入りやすい湯温となっていた。

泉質はナトリウム-カルシウム塩化物泉。鉄臭い温泉香で湯は薄茶色に白濁している。ゆっくり浸かるのに熱過ぎない適温となっていた。あとで確認してみると源泉は薬師湯温泉で源泉温度は44.4度、使用位置が41.0度と記載があった。

小さい方の浴槽は3人程度が浸かるのが限界なのでその日の宿泊客の人数次第では思うタイミングで入れなかったりゆっくりできないかもしれない。

混んできたら大きい方の浴槽に移ろうと思っていたのだが、利用中は二人以上になることがなかったため結局源泉掛け流しの小さい浴槽にずっと入っていた。

温泉を満喫した後は夕食だ。夕食は部屋食なのでゆっくり食べることができた。対応してくれた仲居さんに少し抜けているところがあって、お酒の注文を忘れたり食後のデザートを忘れたりで料理が美味しかっただけに少し残念に感じてしまった部分もあった。あと、出来立てを部屋まで持ってきてくれるのだが、献立表のようなものがなかったためお酒を頼むタイミングも取りづらかった。料理を何回かに分けて提供してもらえるなら献立表があった方が料理を一層楽しめると感じた。

魚介中心でどれも美味しかった
ノドグロは出来立てジューシー
いくつかご当地ビールも飲むことができる

翌朝は少し早起きして朝食前に貸切風呂に入った。

たぬきの湯

浴槽の広さは昨日入った浴室の小さい方の浴槽とほぼ一緒だ。ただこちらは貸切のため他人を気にせずゆっくり浸かることができた。

しっかりした朝食

朝食は魚の干物やイカ刺しも付いたしかっりした内容で食後にコーヒーか紅茶を部屋まで持ってきてくれるサービス付きだ。

温泉津温泉は温泉の泉質はもちろん海に近いため魚料理も美味しい。温泉旅行におすすめの温泉地である。

おしまい。

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