
子連れ防災を考える🍀
こんにちは♪
0&4歳児を子育て中の、さかもとさとみです。
今日は、「子連れ防災」について。
被災したママパパの作った『子連れ防災BOOK』
もともと防災に疎かった私ですが、
子どもが出来てから「何かあった時にわが子を守れるように」と少しずつ防災意識が芽生えてきました。
そんななか先日、NPO法人ママプラグさんが出版されている、
『子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』を読みました。

数ある防災本のなかでも、なぜこれを手に取ったか?
そして、他にも読んだ防災本のなかでも、
なぜこの本をみなさんにおすすめしたい(noteを書きたい)と思ったか?
それは、被災経験者のママさんたちの声が詰まった本だったからです。
「防災を考えることは、暮らしを考えること。」
著者のみなさんたち・NPO法人ママプラグさんは、
「自ら考えて動く『アクティブ防災』を提唱し、全国で防災講座を展開」されている方たちです。
興味の有る方はぜひHPもみてもらえたらと思うのですが、
「どうやって生きる?防災を考えることは、暮らしを考えること。」
というインタビューに書いてある文章にも、ハッとさせられました。😳↓
「…公的な救助って時間がかかるから、本当の救助は自分たちでしなきゃいけない。それは、声を大にして言わなくちゃいけないことだと思います。
大体の人は、自分でとことん考えることが苦手ですよね。パニックになった時は特に、心理的にそうなりやすい。何か起きた時に臨機応変に対応できるのは、自分で考えて、自分で決断できる人。そうなる術を考えるのが、アクティブ防災なんです。」
『子連れ防災BOOK』からの学び
私なりにこの本から学んで「すぐに実践できそう!」と思ったことを書いてみます。
1.災害伝言ダイヤルを使ってみる
知ってはいたものの、はじめて実際にかけてみました、171ダイヤル。
「171」にかけた後、
「1+自分の番号」を押すと録音、「2+安否を知りたい人の番号」を押すと録音の再生ができます。
一度手を動かしておけば、いざという時も動けるイメージがわくなと実感。
夫や妹をまきこんで、練習してみてよかったです!
パニックになっても動けるように、電話帳にも171、登録しました。
2.スマホに必要なアプリを調べて入れておく
まだ調べきれてはいないものの、いくつかアプリを入れてみました。↓
・Yahoo 防災
・radiko : ラジオがきけるアプリ。乾電池式ラジオもあると、より安心
SNSも実際は使うことになるのだろうと想定しつつ、
Xは2024.1.1金沢地震の時、バズっているワードをただひたすらにツイートする(お金儲けを主とした投稿主の)要らぬ投稿が多数発生し、
実際の情報収集にどこまで活用出来るかわからないところもあるなと感じました。
「このアプリおすすめですよ!」等あれば、コメント欄にてお教えいただけたらうれしいです✨
3.生理用品・オムツ・ミルクの補充
これは、この本にも書かれていて、
災害ボランティア講習を受けた方からも直接聞いたことなのですが
行政の防災倉庫には、充分な量の生理用品・オムツは備えられていないとのことで、
本では「日頃から必要な量の倍の買い置きをしておきましょう」と書かれていました。
水や食品には目がいきやすいですが、確かに言われてみると、
こういった(一部の人しか使わない)ものは、公では準備を十分になされていない想定のほうがよいな・・・と。
とはいえ必需品なので、いつも多めに準備しておこう!とおもいました。
4.レトルト食品、缶詰等を多めに買って日頃から食べ慣れておく
日頃から食べられるものを、非常用としても多めに備えながら
足りなくなったら補充するという「ローリングストック」。
…とはいえ今のところ、備えたつもりが普段用に消費してしまいがちなわが家・・・!(汗)
直近では、缶詰(サバの味噌煮♪)も購入してみたので、
きょうの夕食で4歳の娘といっしょに食べてみようと思います!✨
5.ガソリンは半分になったら入れる
ガソリンも、気づけば少なくなりがち・・・!
夫にも共有して、これからはガソリンを入れる基準は「半分になったら」にしようと、決めました💡
・・・他にも、本書からの学びや発見があり、
「あんな準備もしよう!」「こんなこともできる!」と
アイディアが湧いてきていろいろ実践してみたことがたくさん!
多くて&わが家個有な準備もあり書ききれませんが、
改めて、この本がいろいろアクションするためのきっかけになりました。
家族や知人友人と防災について話してみて、わかったこと
今回、防災について考えるにあたって、
家族や知人友人と話してみる時間を取りました。
その時間が自分にとって、とても発見の多い時間となったこともあり、本からの学びに加えて共有です😊🤲
興味関心に合わせた準備をすれば、重い腰も軽くなる!
ふだんは私が一方的に、防災のことについて夫に話すことが多いのですが(笑)、
今回はちょうど私の妹もいるタイミングだったこともあり
3人で防災についてざっくばらんに話してみると・・・
缶詰、おいしいしおすすめだよ(妹)
こんなキャンプグッズがあって、防災用品にもなるよ(キャンプ好きな妹)
防災にも得意不得意分野ってあるよね 。自分は情報&電源大臣になろうかな(夫)
SNSでこんなの見かけたことあるよ(夫)
アプリ入れてもさ、電池なかったら意味ないから、やっぱり充電器ってだいじだよね(夫)
…などなど、それぞれの観点から色々出てくるではありませんか💡
一人で全部やらなきゃ、と思うと重たくなりがちだけど、
誰かと一緒にやるとアイディアも出るし行動のハードルも下がるなと実感しました。
(まさに、”三人寄れば文殊の知恵”!でした!)
防災は、工夫すれば楽しくなる!
他にもfacebookで「防災について話ませんか〜♪」呼びかけて、
防災準備が好きという方と話してみると、
もともと節約に興味があり、節約の延長線上で防災準備を手の届くことからやるようになった
3・11のときは、キャンプ道具が役に立った(ランタンやカセットコンロとか)
防災のためのキャンプではなく、家族ぐるみで仲いい友人と「温泉いこう!」「お避け飲みたい!」といった楽しみを作りながら、キャンプをしていた
「防災カードゲーム シャッフル+」というカードゲームを子どもたちといっしょにやってみた
…などなど!
いろいろ、その人ならではの工夫を教えていただけました。
その方は比較的防災に楽しく取り組んでいるということで、
話を聞いてみてわかったことがあります。
それは、楽しむコツは「防災を目的としすぎない」ことだという👀💡
例えば。
△ 防災のためにキャンプしようかな・・・
◎ みんなで楽しくキャンプしたいから、防災もついでに考えようかな!
楽しんでいる人に聞くと、楽しむコツが分かるな〜と思いました。
あとはその方と話していて、私の場合、
”防災”というとどちらかというとネガティブな感情がつきまとってしまい
一人で考えるとどうしても考えることを避けてしまいがちな傾向がある
という発見がありました。👀
私の気質だと、誰かと一緒に考えたり取り組んだりすることが、
防災に楽しく取り組むコツかもな〜と実感したのでした。
おわりに
防災アクションを増やす(このnoteを書くこともそうですが)きっかけになった、『子連れ防災BOOK』。
改めて、出版してくださったみなさんには感謝だなと。
そして、少し前のわたしのように、
防災について考えたほうがよいのはわかっているけれど、腰が重いな…
日頃、仕事家事育児をしていたらあっという間に時間がすぎていて、防災についてなかなか考えたり取り組む時間がない…
あれこれ必要かなと考えてしまい、最初の一歩をハードル高くしがち。何から手をつけよう…
そんな風に思う子育て中のママさんパパさんに、この本(本だとハードル高い方にはこのnote)が届いたらいいなー!と思います。
最後に、同じくNPO法人ママプラグさんが出しているこちらのノートもおすすめです♪

このノートを埋めていくだけで、必要な準備が完了するという…!
(届いたばかりで、まだ私も全部は埋めきれていませんが、穴埋め式になっているので取り掛かりやすいです✨)
埋めていくと、以前より防災スキルがちょっとだけアップしたことを実感して、うれしい気持ちになります♪
とはいえ、今だけ熱が高まっていて今後続かなくては意味がないので、
わが家では3月と9月を防災月間として、備蓄品を見直したり家族で防災について考えることとしました!(昨日決めました!)
…ということで、noteでも定期的に(1年に1-2回くらい)防災についての学びや振り返りを投稿できたらなーと思います♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一緒に楽しく備えましょう♪
それでは、また!