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INFJに哲学は必要不可欠

 とある芸人さんが16Personalities性格診断を受けていました。
 甥と姪とその芸人さんの3人がひとつひとつ質問に答えていく、というもの。

 その中で哲学に関する質問がありました。
 姪に対し哲学について説明する芸人さん。
「ニーチェとかあるじゃん。闇を見てると闇もこっちを見てるみたいな」
「哲学いらなくね?」
「無駄だな」
 と、このようなやりとり。
 哲学についての説明が雑過ぎます。哲学についてもう少し聞く人に寄り添った説明が出来ていたら、哲学への印象も変わったことでしょう。

 ただ、確かに「哲学ってなに?」という問いに答えるのは難しい。
 範囲が広いですし、説明を受ける側の哲学的素養も必要となります。

 もし僕が哲学について何も知らない人に哲学を説明するとしたらこうします。
「生きるとは何か。心とは何か。このような答えの出ない問いを考える学問です」

 INFJ(提唱者)傾向にある僕としては哲学が無ければ生きていけないとさえ思っていますが、ESFP(エンターテイナー)のその芸人さんにとっては哲学は無駄なのでしょう。

 あくまで個人的な考えですが、確かに哲学は無駄です。数学や科学が社会の発展に大きく貢献しているのに対し、哲学が社会に与えている影響はなかなかわかりづらいです。「社会の発展」という一点だけ見れば、哲学は無駄です。
 一方で、哲学は無駄では無いかも知れません。社会の発展に哲学的素養が内在している点があるかも知れない。例えば、街づくりや教育に関して。

 僕には哲学が必要です。
 無駄かも知れないけど、それが無いと生きていけません。
 INFJ傾向にある方にとって、「世界の真理が知りたい」というのは当たり前の考え方なのではないでしょうか。
 世界の謎に触れるために必要なのが哲学です。
 もしINFJ傾向にある方が生きる楽しみを見出せていなかったり、生きづらさを感じているのだとしたら、それらは哲学が解決してくれます。
 さらに細かく説明するとしたら、「あなたの哲学があなたの世界観をグレードアップさせます」。
 
 高い視座と広い視野とさまざまな視点を併せ持つINFJにとって、低くて狭い場所で思考を拘泥させているのは息苦しくなるに決まってます。
 その息苦しさに共感してくれる人も少ないとなると、自分の方が間違っているのだと自分を否定し、周りが当たり前のように生きているこの社会の方が正しいのだと思い込もうとするでしょう。
 そしてその社会に過剰に適応しようとするでしょう。
 結果自分ではしたいとは思ってもいないのに、周りがしているから普通で正しいことなのだと言い聞かせ、自分の心に従わずに社会を優先させます。そして息苦しさも生きづらさも強まっていき、やがてあなたを飲み込むでしょう。
 
 ここから脱出するためには哲学しかありません。
 哲学的に疑う視点を持ちましょう。
 哲学的な高い視座と広い視野で全体を見下ろしてみましょう。
 
 哲学を獲得したあなたにとって、この世界はとてつもなく面白い場所に変わっているはずです。
 INFJのみなさん。今すぐ哲学を獲得しましょう。
 そして哲学について語り合いましょう。



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