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【Momodora: 月下のレクイエム】

先日クリアしたメトロイドヴァニアです。

大陸から呪いを解き放つ力を備えるカーストの女王と、彼女に従う聴衆者を探し求め、ルン村出身の女司祭、主人公のカホとなって突き進め。

以前noteに書いた「Minoria」の開発陣のゲーム。
リリースはこちらが先でプレイ順は前後してしまったんですが、良かったらこちらもぜひ。

Momodoraはサブタイトル「月下のレクイエム」がいかにも、という感じがするんですが内容はそれ程悪魔城っぽさはないです。どちらかというとディードリットの方が雰囲気が近いかなと思います。
ボリュームも軽めでマップ100%達成に10時間かからないくらい。

本作で好きな敵キャラです ブラッディウルフ的な

◆よかったところ

ダークファンタジーな雰囲気が好きなら刺さるデザインかなと思います。ホラー要素は薄くてドット絵のかわいさとか、視覚的なところから入ってもいいと思います。

全体的に落ち着いたトーンでまとまったデザイン

ノーマルの難易度もそれほど高くないです。サブの武器として持てる弓の存在を忘れていて、後半に差し掛かろうというところまでメインの近距離武器だけで戦っていました。回避と組み合わせればそれだけでも苦労はそこまでではないかな、と。

水中のエリア。クラゲの透明感が好き

道中で通れない細い道など、いずれまた来ることになるだろうな〜と探索型にありがちなことを考えながら進んで、いざ通れるようになったときが印象的でした。一瞬、ルートを間違えたかな…?と思うような。序盤で行けなかったエリアに戻るのはメトロイドヴァニアの醍醐味ですね。
一撃死のトラップがあるのも某ドラキュラゲームのような緊張感があって良かったです。

これは乳を攻撃するとダメージが入る敵

難易度ノーマルでプレイしましたがボス戦はそれ程苦戦しなかった印象。後作のMinoriaの方がリトライ回数が多かったです。

◆うーん…って思ったところ

武器のバリエーションが少ないので攻撃が単調になりがちかな…と。
収集アイテムも多くなく、マップに複数散らばった「アイボリーバグ」というアイテム回収も攻略にあまり関係なかったのでスルーした箇所もちらほら。
ボリュームの軽さは価格帯を考えたら妥当な気がします。
会話シーンが少なめなのとtips等の補足がないのでストーリーがふわっとしていたのも、キャラが個性的なぶんもったいないな〜と少し思ったり。

セーブ地点からのファストトラベル解禁が遅い点についてはMinoriaを先にやっていたので苦にならなかったです。後者はクリア後に可能になるので1周目に使えるならありがたいな、くらいの気持ちでした。

MomodoraシリーズはPC対応の1〜3Moonlit Farewell月下のレクイエム、そしてMinoriaがあるんですが、日本語対応していてSwitch版がでているのは今のところ後2作品だけのようでした。
この2作をどちらもやるなら、個人的には月下を後にプレイした方が満足感あるかなと思います。難易度は最初に選べるのと、難易度が上がって引き継ぎ可能な2周目もプレイもあるので手応えは調整できると思います。
1周目で謎だったNPCなどの要素もいくつかあって、2周目で何か変化があるのかもしれないので、スルーしていた回収アイテムを集めがてらもう1周するのもいいかもしれないなと思いました。
サクッと探索型アクションやりたい人にオススメ。

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