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8.高校時代②【恩師と結果成果】

こんばんは^ ^

大坂間慶裕です♪

高校生編2回目の今日は入学して早々の休日練習の日のお話です。
インターハイ予選直前で練習の雰囲気はピリッとしていました。

部活終わり、いつものように監督の元に集合します。

監督「ちょ、全員座れよ」

いつもならぱっと立って話して終わるところを、座り込む。
何事だろうと思いつつ全員座り監督の話を聞き始めました。

監督の第一声は、

「お前ら、トイレのスリッパを並べろ」

全員時間が止まりました。が、すぐに元に戻り、

全員「はい!」

高校生の部活において監督の言うことは絶対です。
意図も汲み取らずとにかくはい!と言いますよね笑

すると監督は続けました。

監督「いいか、お前らは一般の生徒とは違う。

俺はお前らにハンドボールを教えてきたけど、1番大切なことはハンドボールが上手くなることじゃない。

ハンドボールを通じて、1人の人間として成長することだ。

特に3年は高校生活のほとんどをハンドボールに打ち込んできたな。ちゃんと勉強もしろと言ってきたし、遊ぶ暇もなかっただろう。

周りからも幾度となく遊ぼうと誘われてきただろうし、彼女がいるやつはデートに誘われてきただろう。

でもお前らは絶対にインターハイに出るんだと決めて、休む日もなく頑張ってきたことを俺が1番知っている。

うちの高校は33年間インターハイに出ていない。
他の生徒からすると校内でも人一倍力を入れてると思われているよな。
ただ、インターハイに出るかと聞いたら、

「まじ!?インターハイでれんの!すげぇ!!」

「あんだけ頑張ってたらそりゃいけんじゃない?」

「インターハイは流石に無理っしょw」

いろんな意見がある。そりゃそうなんよな。

お前らはこれからインターハイ予選を勝ち抜き、熊本県で優勝し、学校の看板を背負って全国で戦っていくメンバーだ。

結果を作ったら途端に手のひら返したように人は集まってくるぞ。
ただ、そういうやつらは結果がなくなった途端、負けた途端に離れていく。

本当の人から応援される存在、結果を作る選手っていうのは、自分のやりたいことだけやるんじゃなくてやるべきことをやって、周りに与え続けてきた人なんだ。

それも人から見えないところで人一倍。

だから俺はちゃんと勉強しろって言ってきたし、
日常生活でも誰も見てない時に周りのこと、仲間のこと、人のことを考えろって言ってきた。

誰も見てない時に頑張ってきたその踏ん張りが、試合の土壇場で出るんよね笑

お前ら、トイレのスリッパ並べろよ笑

以上。!」

結果その年、僕らは県大会を33年ぶりに優勝し、インターハイに出場しました^ ^

今思うと、結果を作るだけのことをやっていたなとめちゃくちゃ思います。
そりゃ結果出て当たり前だわって思うくらい努力してました^ ^

目標達成し続ける人生にします!

大坂間慶裕

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