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「伊参スタジオ」巡礼レポ

 こんにちは。中身の薄めなプレアデス語りもこれで何回目ですかね。。。
 「放課後のプレアデス」という作品の素晴らしさについて語るのは他の方に全面的にお任せして(重要)、今回の投稿はただ単に僕のお出かけレポートですのでそのへん悪しからず...

 さてさてTVアニメ版視聴後、「やっぱこのアニメにも聖地ってあんのかな」と考えるのは当然の考えというかただ単にお出かけ好きなのか...
なんにせよ「プレアデス 聖地」という雑な検索をするのに、多くの時間を要さなかったのは紛れもない事実です。

 検索すると5~6か所出てくるんですよね。しかも大概が群馬県内。関連書籍に目を通すとロケハン先が群馬県内だそうで。

特に気になったのが中之条にある伊参スタジオ公園。すばるたちの学校の元ネタになった校舎があるようです。僕の実家から車で2時間弱。これは行くしかないなと。

ちょうど翌日に赤城山でキャンプする予定でしたので、会場の下見も兼ねてこんなルートを走ってみることに。

ピンクが往路、水色が復路。中之条に行くだけなのに上毛三山(赤城/榛名/妙義)のうち2つを突破するという意味不明なルートの完成です。

R17を前橋方面に突っ走り、

赤城山を越え、

そこから1時間くらい関越道と峠道を走り抜け、、、

到着!

時間を見てもらえばわかるのですが家を出たのが9時、到着が14時。ちょっとのんびりしすぎましたね...

さて、スタジオ内をうろうろしてみましょう。

入場料は笑顔。満面のオタクスマイルで舞台に足を踏み入れていきます。

まず目に飛び込んでくるのが廊下。梁の形状に共通性が見いだせます。
詳しい話はちょっとあやふやですが、伊参スタジオは元々映画やドラマの舞台として使われた建物。今でも年に一度ここで映画祭が開催されているんだとか。よってそれにまつわる掲示物が大量に貼られています。僕は見つけられなかったんですけどプレアデスにまつわる掲示物って張り出されてるんですかね?

一応これも1話の掲示板のモデルかなぁと。

1Fの教室展示をいったん後回しにして校舎の西端まで行ってみます。
玄関のモデルはここで間違いなさそうです。再現度高し。
ここまで再現度が高いと「ここにみんな居たんだろうなぁ」というよくわかんない感覚に陥ります。結構心地良いです。

展望室だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テンション爆上がりです。この先にすばるが居そうな気さえします。扉を開けてしまうと「居ない」ことが確定しそうで、ここから先には踏み出していません。(気持ち悪いですね...)

2Fの廊下は1Fのそれと比べると怖いくらい何もないです。聞いた話だとここは宿泊施設にもなるらしく、あぁそれなら納得だなぁと。
(聖地巡礼できている身からすると有難かったりもします(小声))

教室の作り、特に窓枠のデザインはそっくりそのままです。さすがに椅子と机はありませんでしたが...

翌日から「中之条ビエンナーレ」という町全体を巻き込んだ芸術祭が行われるらしく、2F教室の一部は何やら前衛的な状態になってました。

さて、1Fの展示に改めて目を向けてみましょう。ここを舞台にした作品に関連する書籍がズラーーーっと並んでいますが...

あっ!!!!!!

あるじゃん!!!!!!!(手ブレがひどい)

 というのも、少なくとも僕の手持ちの資料には「プレアデスの舞台は伊参スタジオ」っていう言葉がなかったんですよ。だから、少しだけ、ほんの少しだけ「ホントにそうなのか??」っていう疑いにも似た感情があったんですよね。たまたま似てる建物があっただけのなでは?みたいな。
 設定資料集を持っていないので、もしかしたらそこに記載あるのかもしれませんが...
 何にせよ、アートワークスがここに置いてあるという事実を知った瞬間、「ここが聖地だ」と確定したわけです。少なくとも僕の中で。ゆえに、巡礼中に一番感動したのがここ。

さて、敷地の外に出て少し車を走らせます。

スタジオから2~3km北上すると例の東屋に着きます。ここだけ敷地外なんですね。

あおすば...

あおすば...........(この11話のこのシーン、すばるが「何物にもなれていないこと」に苦しんでて、誰よりも理解しているのは間違いなくあおいちゃんだと思うんですけど、このままかけら集めを終えなければ一応の現状は維持できるのにも関わらず、比喩表現抜きに「宇宙の果て」に行ってかけらを集め終える、という選択をあおいちゃんはする訳で、もしかしたらかけらを集め終わるとあおいとすばるは元の世界線に収束して離れ離れになってしまうかもしれないのに、それでもかけらを探しに行くのは他でもないすばるの為なんだよなぁと思うと、ここで「すばるは変われるって!」ってセリフには自身の身を呈するという重大な決意と、ひょっとしたら訪れるかもしれない「すばるとの別れ」に対する意味が含まれているんだなぁと思いますし、すばるが振り向くともうあおいちゃんたちは魔法使いに変身してしまっていて、すばるからは観測できなくなってしまうというオチであおいちゃんはすばるの前に立っているのかもう飛び立ってしまったのか、とか考えると本当に好きなシーンなんですよね...)

さて、感傷的な気分になったところで改めて敷地に戻りもう少し撮影。

2話の一語牛乳のくだりこの辺でやったのかなぁとか

ホントに部室のモデルこれなんかなぁとか

OPのカットに似た部分探したりとか
(すばるのシーンらしいコーナーを見つけるのが一番苦戦したかな...)

一通り満喫して、満ち足りた心でスタジオを後にしました。

その後は榛名を抜け伊香保を抜け、

眠気と戦いつつ18:00頃に帰宅。スタジオでテンション上げすぎたのと山越え2回もしたのが響いたのか帰宅からの記憶がありません...

 そういえばアートワークスのある棚の隣にはこんなコーナーがありました。ノートの中は過去10年の間に訪れた人たちが書き残していったメッセージでびっしり。中にはプレアデスのファンである方たちの熱のこもったメッセージも拝見できました。まるでそれらは「間違いなくここが聖地だ!」という強い肯定にも感じられて、長い時間かけてここに来れて本当によかったな、という気持ちにさせてくれるのでした。

愛も変わらず取り留めのない文章になってしまいました。
伊参、ちょっとしたドライブにいかがですか??





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