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北のカレーと南のカレー
仕事柄、料理の勉強はよくしてきました。
食いしん坊で食べるものに対する好奇心が旺盛だったから勉強がまるで苦にならなかったのでしょうね。
食べておいしかったら作ってみることも多くて、それでますます知識は増えた。
とはいえ勉強しようにもキッカケがつかめなかった料理もまだまだたくさんあって、たとえばインド料理がそういう料理のひとつでした。
日本のカレーをどんなに食べてもインド料理を食べたことにはならない上に、スパイスひとつとっても他の料理体系とまるで違った世界が目の前に立ちはだかるのです。
おそらくこのままインド料理の世界には手をつけないですませるんだろうなぁ…、と半ばあきらめていたのだけれど昨年、スゴい師匠に出会います。
昔から存じ上げていた人なのだけど、日本にインド料理の専門店が本格的にやってきた、その当時からインド料理の世界の最前線でずっと商売をしてらっしゃった人。
しかも日本人というのがおそらく稀有な存在で、今、一緒にあたらしいインド料理の世界を作ろうとチームを組んでがんばっている。
ちなみに今月、銀座で開催する香りのイベントで紅茶をふるまっていただくことが決まっています。
ちょっと宣伝。
これを皮切りにたのしいことを次々しようと思っています。
師匠に教わるインド料理の世界は広くて深く、そして複雑。
知れば知るほどたのしくて、今日はその勉強の一部をちょっとお裾分け。
インド料理とフランス料理、イタリア料理の関係性のお話しようと思います。
日本のインド料理を今をささえている人たちって…
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