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名シェフになるために大切なこと

シェフになるために修行するのにいいレストランはありませんか?
そう言う人が中国料理のシェフを目指す人であればボクは迷わずとあるお店を勧めます。
そのお店のオーナーシェフがすばらしい人で、若い人のやる気と可能性を引き出し育ててくれるに違いないと思わせるから。

実は昔、外食企業の経営者の勉強会で有名シェフとのパネルディスカッションを行ったことがある。
日本料理、イタリア料理、フランス料理、中国料理のシェフ、しかも経営に携わるオーナーシェフに参加していただいて「名レストランを作るとはどういうことか」をテーマに1時間半ほど激論をかわし、最後に最後に「よいシェフであるために必要なことをひと言で」という質問をした。

この「ひと言で」という部分が引っかかったのでしょう。
答えがなかなかでてこない。
こりゃ、変な質問をしちゃったぞ…、と思っていたら今日の話題の中国料理のシェフが手をあげて「今日はボクが一番年下。先輩方の露払いということで聞き流していただきたいんですが」と前置きしながら放った「ひと言」がすばらしかった

「それを最初に言われると、他に言葉が出てこない。◯◯ちゃん、ズルイよ」とイタリア料理のシェフがいい、それが〆の言葉になった。
それほどその答えは説得力があり、参加していた経営者も唸るもの。
さてその答えはメンバーサロンで。
そして発したシェフのヒントはトップ画像のなかにあります…、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」。
そう、あのシェフでした。


よいシェフであるためにこう心がけているという答え

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