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茶を使わないのにだし茶漬けとはおもしろし…。
ひさしぶりにお茶漬けの「えん」。
新宿駅の南口にある駅ビルの地下。レストランが何軒かかたまり出店しているエリアで、そのどこもが屋台、イートインのような気軽な造りが特徴的。
鯛のだし茶漬けが好きでたまに食べに来る。
大抵いつも鶏の竜田揚げを一緒にたのむ。
それにしてもだし茶漬け。お茶は使わず出汁をかけて食べるのに、茶漬けと呼ばれて「だし漬け」とは言わぬところがまたオモシロイ。
大きなお盆に大きな丼。ご飯は茶碗一膳分で、土瓶に熱々の出汁がたっぷり。胡麻だれをかけた豆腐に惣菜2種類。今日はれんこんのきんぴらと刻んだ漬物。
片栗粉をまぶして揚げた竜田揚げの、サクッと乾いた食感が好き。にんにくは使わず出汁の風味と旨味で味わうレシピで、テイクアウトしても匂わないから安心なんだろうなぁ…、って思う。
胡麻和えの鯛をご飯にのっけてまずはパクリとそのまま食べる。ねっとりとした鯛の切り身に胡麻の味わい。ねっとりとした食感に強い旨味でご飯がおいしい。
ただ鯛は細切り。おそらく端材をかき集めることで安く提供しているのだろうと思うのだけど、ぶりぶりとした歯ごたえまではたのしめないのがちと残念。
ただこの出汁のおいしいことには毎度のことながら感心します。出汁をかけて鯛がちょっとチリチリ縮んで歯ごたえが変わるところも面白く、サラサラご飯を味わってゴクゴク出汁をのんでたのしむ。温まる。