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モダングリークアポロ、ゴキゲンな昼

そしてお昼に「アポロ」で会食。
銀座東急プラザの中にあるモダングリークレストラン。
お店の雰囲気、サービス、料理とどれをとっても好きなんだけど料理はすべてシェアスタイル。
だからひとりで来れないお店のひとつ。しかもカジュアルな雰囲気で料理も独特。誘う相手も限られる。
今日は好奇心旺盛な人との会食。それでここを選んだ次第。
昨日の雨が嘘のように空が明るい昼下がり。お店全体が輝くように明ることにニッコリします。
BGMはビートの効いたクラブチューンでお店の人の笑顔もにこやか。ゴキゲンな昼がはじまる。

エンドウ豆のディップとピタブレッド、ギリシャ風のサラダが運ばれてくる。

ピタブレッド小さなピザボックスに入ってくるというのがステキ。
ハーブの香りがエキゾチックで豆のディップを拭って口に運べばとろける。ディップにのせた素揚げのひよこ豆がザクザク壊れて、口の中をにぎやかす。

ギリシャ風のサラダも独特。

皮をそいでぶつ切りにしたきゅうりにトマト、ラディッシュ、モロッコインゲン、ブラックオリーブ。
ギリシャの塩気が強いフェタチーズの上にパラリとハーブが飾られ、オリーブオイルとシトラス系のドレッシングで軽くドレスされている。
チーズを崩してかきまぜて味をととのえ食べるのだけど、野菜の食感、みずみずしさが際立ってメインに向かってお腹の準備がたのしくととのう。

メインは岩中豚のグリルを選ぶ。

低温でじんわり仕上げた豚肉を焦げ目をつけて仕上げ、グレイビーとヨーグルトの上に乗せ酢漬けのキャベツのグリルをそわす。
上にひらっと白いレースのようなものがのっかっていて、これがバリバリに揚げた豚の皮!
肉はやわらか。
豚肉ならではの上品で繊細なうま味とほどけるテクスチャー。酸味鮮やかなソースが肉の甘味をひきたてなんともおいしい。
焼いたキャベツも酸っぱくシャキッ。揚がった皮は口の水分と混じってゼラチン質がとろけて口のすみずみ撫で回す。おそろしいほど肉感的で、悔しいほどに甘くておいしい。

サイドはかなり迷いました。
ケールの蒸し焼き、オクラのマリネ、ベビーポテトのローストの中からひとつ。
体のことを考えるならケールというのが順当だけど、ポテトのローストは本当においしい。健康よりも欲望優先でポテトを選ぶ。
表面がカリカリに揚げ焼きされていて硬めの仕上がり。最初は歯ごたえしっかりしていて、噛んでるうちにゆっくりとろけて消えていく。

そして〆はレモンパイ。

甘酸っぱいレモンカスタードの上にクランブル。
焼いたメレンゲをのせてスプーンですくってたべる。
ザクザク、ふっくら、そして最後はぽってりなめらか。アイスコーヒーをお供にしばらくたのしい話に打ち興ず。


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