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肉うどんはあたたかくして食べるものと存ず…
神田の「一福」でうどんを食べて昼にする。
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讃岐に本店のあるお店。支店じゃなくて暖簾分け。フランチャイズで最近お店が結構増えて、人気があるのはいいことだけど最近、ちょっとお店の空気があらっぽくなった。
慣れないスタッフが増えて、多店舗化の悪い面が出てきているような感じがたまにすることがある。なんだかちょっと勿体ない。
今日は冷たいうどんにしよう。
肉うどんの冷たいのなんていいかなぁ…、と思って小さなサイズのボタンをポチリ。一緒にゲソ天もたのんで食券手渡しカウンターに座ります。茹で溜めの麺が切れたタイミングだったのか少々待って料理が到着。
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うどんの上に煮込んだ牛肉。
ネギがちらかり削りカツオがたっぷり山盛り。
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鰹節の匂いがフワリと鼻をくすぐる。
麺を持ち上げ軽くかき混ぜ、肉とうどんを混ぜ合わす。
ゲソ天は「半身」と券売機のボタンにも書かれてた。
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足を数えてみると確かに4本。付け根のところでつながっている。
律儀な感じ(笑)。
調理バサミが用意されてて、それでジョキジョキ切ってうどんの上にのっける。
生姜をたっぷり、七味をパラリ。ズルンと食べる。
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そういえばここで冷たいかけを食べるのは多分はじめて。
麺は硬い。ゴリゴリ奥歯を叩くような噛みごたえ。コシがあるというより鍛え上げられた筋肉質な麺全体が硬いのですネ。熱い汁に浸かっていたときにはわからなかったここの独特。
ゲソ天のゲソもガツンと奥歯を叩いて壊れる。顎を使って食べる昼。
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牛肉は甘辛い味。飴色になった玉ねぎもたっぷり混じり、良く煮込まれて脂のところがホロホロ崩れる。
おいしいのだけれど、食べてるうちに脂がかたまる。汁も麺も冷たいからしょうがないことなんだけど、その脂がうどんにからんで口の中にやってくるのネ。唇はひんやりしてくる、舌にもペトっとはりついてくる。
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汁の風味やうま味、麺の香りに気持ちが向かっていかないほどに脂がきつくてかなり残念。
生姜を溶かし、胡麻をたっぷりすりおろし脂っぽさをなんとかなだめ麺は全部食べたけど、汁はさすがに飲めませなんだ。
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肉うどんは熱い汁で食べるに限るというお勉強。