プリッツェルクロワッサンにかぼちゃのポタージュ
朝、銀座プラザのシティベーカリーでのんびりと。
一番人気のプリッツエルクロワッサンを朝のメインに選んでお供にアイスティー、カボチャのスープでひと揃え。
注文をして先払い。
クロワッサンとアイスティーだけトレーにのっけて№19の札と一緒にカボチャのスープがくるのを待つ。
プリッツェルクロワッサンの堂々とした姿にウットリします。
ゴロンと大きく表面の凸凹がゴジラの背中のように見え「おいしいぞ!」って咆哮をあげてるように見えたりもする。
しかも焼きなおしてもらったから熱々、焦げた小麦やバターの香りが鼻をくすぐる。我慢できずにクルンと丸まって焼けた端っこをちぎってパクリ。
ザクッと壊れて口の中で散らかっていく。
頑丈な生地。岩塩がガリッと砕け塩気が生地の甘みを引き出す。そしてゆっくり生地がとろけてなめらかになる。
「お待たせしました」ってお店の人がスープの入ったマグをコトっとテーブルに置く。
フーフーしないと飲めないほどにスープも器も熱々で、ちぎったクロワッサンを浮かべてしばらくそっとおく。
プカプカ浮かんでいたのがゆっくり沈みはじめてそれをスプーンですくって食べる。クロワッサンが冷ましたスープはほどよい温度。
かぼちゃのスープは甘くてちょっとザラザラしてる。
かぼちゃ独特のちょっと緑な香りが野菜を飲んでるって感じをかきたて朝のお腹がよろこばす。
濡れても生地が乾いた食感をなくさないのもオモシロい。
クロワッサンの白い内側をひっぱりだすと空気をタップリ含んでふっくら。綿菓子みたいな生地がでてくる。ちょっと粘った感じがするんですネ。どこかベーグルみたいな食感。
白いところだけをスープに乗せるとあっというまにズブズブ沈み、食べると口の中が潤う。
トレーの上に散らかったクロワッサンのかけらを集めてパリパリ食べてスープもゴクゴク、お腹におさめてあったまる。