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テンジャンチゲでお腹の芯からあったまる

ひさしぶりに近所の「とんちゃん」。

大久保に本店のある韓国料理の専門店で、今日も昼からサムギョプサルを焼く人たちが数組いました。
ただかつては昼でも予約しないと入れないことがあるほどに人気の店で、なのに最近、少々静か。
この店が…、ということじゃなくて、おそらくサムギョプサルという食べ物が飽和状態にある上に、もう飽きられてきているんじゃないかと感じる。
今日、サムギョプサルを焼いているのも近所のおじさんグループで、韓流女子と呼ばれる人がひとりもいいないことにびっくり。
まぁ、永遠に続くブームなんてこの世にないからしょうがないことなのでしょう。
大久保界隈で去年、小さなブームを作ったチュクミも今年はもう飽きられて、結局、サムギョプサルとかチーズダッカルビに戻ったみたい。来年は何をしかけてくるんだろう…。

おひとり様になっちゃったボクにとってありがたいのが、気軽な定食メニューが昼には揃っているところ。
40商品くらいあるかなぁ…。
石焼きご飯やクッパ、冷麺、プルコギなどなど。
およそ韓国料理のお店にあってほしい料理がほとんど揃っているんじゃないかって思えるほどの品揃え。

中でも「味噌チゲ定食」が大好きで、今日もそれを選んでたのむ。
まずご飯にご飯のおかずが4種類。
韓国のおでんと一緒に炊いたゆで卵。ほうれん草のナムルにカクテキ、もやしのナムルがやってくる。

そして味噌チゲ。発酵させた韓国の味噌で味を整えた小さな鍋で、中にはジャガイモ、玉ねぎにネギ、エビにアサリに青唐辛子と具材たっぷり。

甘辛い料理が多い韓国料理のお中にあって、甘さをほとんど感じぬ男性的な辛さが好きで、ご飯もすすむ。

出汁をとったあとのイリコもゴロゴロ入って具材のひとつなってるところもオキニイリ。
そしてここのカクテキが好き。

キムチはコンビニなんかですら売られてて簡単に手に入れことができるけれど、おいしいカクテキを売っている店は少なくて、だからカクテキが用意されてると得した感じになるんですよね。しかもそれがカリッと硬くて甘みよりも酸味がいきいきしているものだったりするとうれしい。そしてここのがそういう感じ。
カリカリ齧ってご飯を食べて、スープを飲んであったまる。


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