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うちの近所の台湾。點水樓で点心、まぜそば、ジャスミンティー
長い間、「點水樓」に来てないなぁ…、と思って今日の昼にする。
台湾に本店のある小籠包のおいしいことで有名な店。
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四谷三丁目に日本上陸1号店を開業したのが2018年。遡ること3年ほど前にこの場所に土地を購入。
新築ビルを完成させたのが2016年の終わりくらいのことだった。
いつ開業するんだろう…、ってワクワク感が、本当に開業するんだろうかって心配に変わった頃にやっと開業。入念な開業準備の末のこと。
2021年に新宿三丁目にやはり自前のビルを建て、そこに本店を移したけれどそこもビル完成後、2年近くの準備期間を経ての開店。気合の入り方がまるで違ってビックリしました。
今では四谷三丁目のお店は別館。のんびりとした隠れ家的な雰囲気が心地よくってボクは好き。
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XO醤混ぜ麺に、前菜、点心、デザートが付くランチセットを選んでたのむ。
今日の前菜は里芋のあんかけに豚ひき肉の煮こごり。
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塩味スープの餡をまとわせたふかした里芋はツヤツヤなめらか。
豚の角煮のような姿の煮凝りは、その食感も角煮的。
ゼラチン質がプルンととろけて、煮込んだ脂がとろけるようにふるまって粗挽き肉がハラっとちらかり肉の繊維がほどけるようになっていく。
前菜を食べ終わった頃合いで、小籠包と混ぜ麺がくる。
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ここの名物の「野菜七菜小籠包」の中から3種。
豚肉、ナツナ、XO醤。
色鮮やかでうつくしい。
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深い丼に茹でた麺。
中太のストレート麺に刻んだネギ。器の底には油とタレが沈んでる。
別添えされたXO醤をひたすら混ぜて仕上げてく。
混ぜるに従って麺の表面がネチネチ粘るようになり、油と麺のでんぷんでとろみがついて出来上がる。混ぜてる間、ずっと海のおいしい香りが器から湧き上がってた。
XO醤に混じった干したホタテやエビの香りでございましょう。
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口に含むとXO醤の香りに混じって小麦の香り。
むっちりとした麺の食感は肉感的で、辛みとうま味が口に広がる。干したホタテがコツコツ奥歯をたたく感じが麺のなめらかをひきたてる。
小籠包のおいしいことにもうっとりです。
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野菜由来の色素で色付けをした7色の小籠包。
くるんだ餡がみんな違うというのが売りで、中でも一番野菜を感じるのが「ナツナ」。緑の香りと軽い渋み、細かな繊維が生地と一緒にとろける感じがなんとも独特。豚ひき肉の餡の旨みは繊細で、XO醬を加えた餡はヒリヒリ辛くて痺れがうまい。
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蒸した大根餅のとろけるおいしさにうっとりしながら、イチゴのパンナコッタとポットいっぱいのジャスミンティーでお腹に蓋する。
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満たされる。