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卵と玉子とたまご焼き①
味醂のことを書きながら、昔、芸人に誰かが「一人暮らしの男の家に味醂があると女性の影を感じる」なんて言ってたよなぁ…、って思った。
味醂を使う料理の代表的なものが煮物。
お母さんが作る家庭料理をイメージさせるから、男の部屋に不似合いな感じはする。
ちなみにボクの家には味醂が一本あるけれど、いつ使ったのかわからぬ状態で冷蔵庫の中にいる。
味醂はなくても料理はできる。
コクや風味は他のものから借りればいいし、味醂を使えばキレイな照りがでるじゃない…、って言われても料理の見栄えに照りは必要ない派だから使う機会は限られる。
まれに卵10個くらい使って大きなたまご焼きを作りたくなることがあり、そんなときには味醂を使う。
理由は時間がたってもしっとり感が残るから。
味醂が含む糖分やアルコール分が作用することでそんな仕上がりになるのだけど、甘みは砂糖だけでつけるたまご焼きの方がボクは好き。
ところで、たまご焼きは「卵焼き」なんだろうか「玉子焼き」なんだろうかって今日はそこから考えてみる。
卵、玉子、たまご
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