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モリバの朝に煮豆腐で昼

ひさしぶりにモリバコーヒーで朝食をとる。

全粒粉トーストのサンドイッチが何種類か揃ってて、中でもツナマヨのサンドイッチがオキニイリ。
パンが薄くてしかもザクザク。粗い生地のうえ、よく焼かれているから仕上がり軽くて歯ざわりがよい。

レタスの上にディッシャーで2スクープ分のツナマヨがのせられていて、パンのザクザク、レタスのシャキシャキと混じって口の中でとろける。
食パン1枚分でできたサンドイッチだから量がほどよく、朝のお腹に重たくないのがありがたい。

モリバコーヒー独特の香りゆたかでどっしりとした苦みのコーヒーがなによりゴチソウ。今日もテクリと歩きます。


四谷三丁目の「シャルク」で昼食。

鳥料理と自然薯、そして日本酒ががテーマの居酒屋。タナカくんが逝くちょうど1週間前にきたお店。

いつもは日本酒を何種類か飲み比べしていたのだけれど、その日はあまりお酒はすすまず、いくつか料理をつまんで1時間もたたずに席をたったんだった。
それから食が徐々に細くなっておそらく体が悲鳴をあげていたんでしょう。
気がついていれば大事にならずにすんだのかも…、って思うと今でもくやしく思う。
店の手前にあったフルーツパーラーのフクナガはもう何年も前に閉店。看板だけがまだ残ってる。
同じビルに入ってたロケ弁カレーで有名なオーベルジーヌも新宿御苑に移転して、もう看板も撤去されてる。思い出の店がなくなってくのはしみじみ寂しい。お店の人は変わらず同じでホッとする。

昼の定食は7種類。
鶏の唐揚げから生姜焼きまでメニューは多彩。
すべての料理に自然薯のとろろがついて、多くが腹ペコさん御用達的なガッツリメニュー。
ボクはオキニイリの「煮豆腐のそぼろ餡」をメインに選ぶ。

出汁で煮込んで味がしっかり芯まで染みた豆腐に、鶏肉のそぼろ餡がかかった料理。
そぼろ餡がたっぷりで、豆腐が餡に埋もれているように見える姿がまずおいしい。

刻んだ白ネギ、貝割れ大根が彩り、食感添えていて、そぼろ餡がかなり肉感的な味わい。

そぼろがホツホツ、餡がぽってり、フルンとなめらかな豆腐と混じって口の中で崩れてとろける感じにウットリ。
生姜の香りがよきアクセント。

小鉢はいつもおからと小茄子。丁寧に仕込まれたおからがいつもおいしくて、若い人がやっているのにこういうところに手を抜かずしっかり作ってくれるところに感心します。
味噌汁の出汁も上等。しかも味噌は薄めで出汁を味わうように仕立てているのも粋でいいなと思ったりする。

おいしい出汁で割った自然薯とろろもなめらかで、しかもドゥルンとはりがある。出汁の旨みに自然薯の軽いエグ味に滋養を感じる。
硬めにたいた麦飯が、コロコロ転がるようになっていくのがまたおいしくてお腹がやさしく満たされる。


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