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ワインをねだる岐阜の夜
岐阜の夜。「COA」というレストランに来る。
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岐阜の中心街にあって外観はちょっと軽めに見えるのだけど、中に入ると雰囲気一転。
右手に大きなオープンキッチン。
シェフが仕事をする様子を見ながら客席ホールに向かう。間接照明の大人ムードのインテリア。平日というのに次々お客さまがやってきてほぼ満席の人気ぶり。
メニューの基本はイタリア料理。ワインをねだる料理が揃う。
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今日はなんだか気持ちがよくてメルローを抜く。ワイングラスに見事な垂れがついた様子にウットリします。
お供に生ハム。
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オリーブオイルと少量のワインビネガーでドレスしたルッコラたっぷり山盛りにしてそこに生ハムをフワッとまとわす。
お皿の上にも生ハムたっぷり。
ドライトマトとモッツァレラチーズがゴロゴロ中から転がりだしてくるのもたのしい。
ワインを抜いたら気が大きくなっちゃった。
フォアグラのソテをたのんでしまう。
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こんがり焼いたフォアグラに赤ワインとバルサミコを煮詰めたソースをたっぷりかける。
焦げた表面はサクッとまるでキャラメルみたいな香ばしさ。
そしてとろけてフォアグラ独特の香りが鼻から抜けていく。
サイドに添えたポテトグラタンも濃厚味で、ワインをおいしくしてくれる。
名古屋コーチンのチキンディアボラっていうのがあってたのんでみました。
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悪魔風って名前の通り辛いソースを添えて提供するのが一般的だけどお皿に一筆マスタードソース、手前にカイエンペパーをちらして自分で好みの味を作ってたのしむ趣向。
皮目をバリッとさせて仕上げた名古屋コーチンがおいしかった。噛みごたえがあって肉汁ジュワッ。皮がパリパリ砕ける感じがなんともおいしい。力が湧いてくるオゴチソウ。
ワインのお供をあれやこれやと選んで食べる。
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プロバンス風のエスカルコ゚。
パセリバターとニンニクが力強くてエスカルゴはクニュっと潰れてとろけてく。
モッツァレラチーズとアンチョビを乗せて焼き上げたバゲットはザクッでとろり。アンチョビの塩気とチーズのうま味が口に広がりワインをねだる。
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ほとんどの人がたのんでる、ここでおそらく一番の人気の料理がキノコのクリーム煮。舞茸、しめじをソテしてクリーム、バターと合わせて軽く煮込んだものでバゲットを浸して食べるとおいしいったらありゃしない。
肉の代わりにキノコを使ったビーフストロガノフみたいな味わいでご飯にかけたらうまいに違いないなと思う。
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ベーコンクリームのリングイネ。
明太、高菜、ちりめんじゃこのチャーハンがあるというのでたのんでみたらこれが想像以上に焼き飯で笑っちゃうほどうまかった。