ピクルスとサラダ
朝をのんびり、「カフェベローチェ」。
年末年始、営業時間を短縮しながら休まずずっとやっていた。いつもながらにぎやかな店。いつもは営業の合間のサラリーマンの休憩場所にもなっている。
けれどもう御用納めをほとんどの会社がしているのでしょう…、お店の中はいかにもご近所さんな人たちばかり。
空気がとてもおだやかで、年の瀬の気持ちがのんびりやわらかになる。
アイスコーヒーのお供にオキニイリのピクルスたっぷりのホットドッグをたのむ。
ピクルスが好きで家の冷蔵庫に常備しているほどで、ハンバーガーやサンドイッチのサイドにピクルスを見つけると小躍りしちゃう。
とは言えピクルスはどこでもたいてい薬味扱い。脇役です。
それを主役級に扱ったホットドッグを作ってくれるなんて、もうそれだけでベローチェのファンになるのに必要十分。ありがたい。
パウチパックに入った粗みじんのピクルスをグリルしたソーセージの上にたっぷり搾って飾る。このピクルスがちょっと硬めで、口のすみずみを転がるようにしながら潰れる。
カリカリシャキシャキ、口の中がにぎやかになっていくのがたまらない。
しかもソーセージの下には焼いた千切りキャベツが敷き詰められていてそれもシャキシャキ。
ただピクルスのカリシャキ感と違ってみずみずしくて繊維を感じる。
異なるシャキシャキが口の中で混じってそれがソーセージのむっちり感を引き立てていく。ピクルスの酸味にキャベツの甘み、ソーセージの旨味が口で混じり合うたのしいゴチソウ。
オキニイリ。
年末年始、食べすぎまして体が重い。
今日もまず運動をと新宿三丁目に向かって歩く。
家から新宿まで歩いて新宿の町をウロウロしたのち、家に歩いて戻れば大体、5キロ歩くことになる。
Apple Watchに褒めてもらえる距離を歩けば、気持ちが軽い。
ついでに今日の昼は野菜を食べようと「D.I.Y Salad & Delicatessen」でサラダボウルを食べることにした。
新宿の町は昨日に増してスゴい人出で、飲食店が集まるこのフロアーもなんともにぎやか。ラーメン店やタイ料理の店の前には行列があり、けれどここはのんびりしてる。
正月3日に野菜を食べる人はやっぱり少数派。
リッチローストビーフっていうのがオキニイリにてそれにする。
たっぷりの葉っぱ野菜にダイスカットのローストビーフ。
パプリカや粗みじんにしたゆで卵、キヌアに混じってひと握りほどの雑穀米が入ってる。
野菜だけじゃなくほんの少しでもご飯が入っているというのがありがたく、ご飯を食べた気持ちになれる。
昔は葉っぱ野菜を細かく刻んだチョップドサラダのスタイルだったのだけど徐々に葉っぱ野菜のサイズが大きくなって、今は普通のサラダっぽい姿になった。
食べ応えがあるんですよね…、モサモサムシャムシャ、噛んでいかなきゃいけないからなかなか量が減っていかない。
そういえば草食動物ってずっと口を動かしてるよなぁ…、って思いながらモサモサムシャムシャ。顎を使って食べることになるからチョップドサラダのときより満腹感を味わえる。
ドレッシングが控えめで、野菜の持ち味を味わうことができるのもよく、お腹もしっかり満ちました。テクリテクリと歩いて家に戻りましょう。