端までおいしい明洞のり巻き
「明洞のり巻き」で朝にする。
24時間、365日、休まず営業していている働きもののキンパのお店。
朝には近所の韓国系の人たちが朝ご飯を食べにくる。
夕方になると黒服姿のおにぃさんたちが、10本単位でキンパを買ってく。歌舞伎町の韓国クラブのおねぇさんのおしのぎ用になるんだろうなぁ…、って思うとなんだかこの街そのものみたいな感じ。
キンパを一本。それからおでん。
キンパの具材は多彩です。甘く仕上げた玉子焼き。カニカマ、スパムに韓国おでん。ニンジン、たくわん、茹でた小松菜とカラフルにしてどれもがしっとり、みずみずしい。
具材の量に比べてご飯は控えめ。これをボウルに放り込みよくかき混ぜて食べるとおいしいビビンパになってくれそう。だからこれは手づかみできるビビンパなんだ…、って思って食べる。韓国海苔の風味がこうばしく口に散らかる感じもたのしい。オキニイリ。
スープとおかずをかねておでんをたのんで食べる。
日本と違って韓国ではスープを一緒に食べる鍋のような料理で、おでん屋台にいくとスープをすくって飲むためのコップがおいてあったりする。
四角いのだったり丸いのだったり練り物どっさり。玉ねぎ、ニンジンそれから茹で卵。ドッシリとした牛骨スープに胡椒がたっぷり。飲んでるうちに体が中からあったまる。