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薪で焼くイタリア料理。パスタなしでも満足できるオキニイリ
東京駅の八重洲側。グランルーフという大屋根の下に去年できたばかりのお店。
「オステリア・イル・ヴィアッジオ」に来る。
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薪で焼き上げる肉や魚、野菜をメインにしたイタリア料理のレストラン。
駅の出入り口からエスカレーターに乗った先にお店があって、テラスにできた一軒家みたいな感じが特別。
八重洲の超高層ビルを背景にした草葺き屋根の店ってたのしい。
お店に入るとまず目の前に厨房。
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薪をくべた窯の上に網が置かれてそこで素材を焼くのでしょう。
おいしい香りにワクワクします。
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まずは薪で焼いた野菜とつぶ貝のマリネをもらう。
ベビーコーンにズッキーニ、パプリカがそれぞれこんがり焼かれる。中でもベビーコーンがザクザク硬くて香ばしく、サルサベルデのバジルの香りとよくあう。
お腹の入り口がパカっと開く。
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今日の前菜がタコのマリナラソースというのでたのむ。
クタクタになるまで煮込んだタコにピリピリ辛いトマトソースを合わせて味わう。
クチャっとタコ潰れてタコ独特の甘みと香りが口に広がる。
それをトマトの酸味がクッキリとした輪郭つけて、赤唐辛子の辛みがキリッとひきしめる。
おいしいなぁ…、タコの味わいはなんとも格別。
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そして今日のメインの薪焼きステーキ。
ブラックアンガスのリブをたのんだ。300gを2人分に分けてもらって生の胡椒とホースラディッシュ、薪で焼いた舞茸が添えられている。焦げた脂の香りがおいしく、食べる前から肉を食べた!って感じがするのにニッコリします。
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ブラックアンガスの引き締まった肉が奥歯をフカッと沈める。
ほどよくのった脂が潰れて口を一瞬ひんやりさせて、それに続いて肉が潰れて肉汁ジュワリ。
和牛と違ってブラックアンガスの脂はさっぱりしていてお腹を重くしないのがいい。肉のうま味もほどよくてなにより薪の香りが食欲誘う。
生の胡椒がおいしかったなぁ…、パキッと潰れて華やかで甘い香りを撒き散らしどっしりとした辛味で肉をおいしくさせる。
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サイドにたのんだルッコラとチーズのサラダに薪焼きしいたけ。
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どちらもおいしくみずみずしくてお腹も気持ちも満ち足りる。
パスタを食べずに満足できるイタリア料理のお店もステキ。オキニイリ。