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なぜだろうなぜかしら

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「なぜ?」と思うこと。 いつまでも頭をわかわかしくしておくために大切なこと。 日常生活のなぜ。 食べることやファッションにかかわるなぜ。 外食産業や社会、風俗にかんするさまざまな…
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2024年2月の記事一覧

トニックウォーターのなぜ

ドリンクバーを導入しているチェーン店が多くなりました。 チェーンそれぞれに特徴があって、例えばすかいらーく系はお茶の種類が豊富、コーヒーマシンはロイヤルホストのものが一番性能が良い。 用意されている飲み物の種類は決して多くはないけど、ボクはサイゼリヤのドリンクバーが結構好きで、理由は「トニックウォーター」が用意されているから。 好きなんです。 トニックウォーター。 独特の苦味と香り。 その味のせいでしょうか…、炭酸の泡を大きく感じる。 炭酸水だけ飲むと細やかな普通の泡なのに

サカキマイチロウって誰!そしてなぜ?

2丁目のお店の多くは周年記念パーティーをする。 大抵が会費制の飲み放題。 ママやヘルプでいつも入っているスタッフたちがドラァグクイーンのショーをしたりする。 その日のにぎわいがお店の人気のバロメーター。 「あの店、周年記念に200人集まったらしいわよ」なんて噂がたつと翌日からお客様が一気に増えたりするからママは一生懸命にぎやかしを仕込むんですネ。 「シンイチロウから花輪がでると箔がつくからお願いできないかしら」って馴染みのお店のママからお願いされることもあってよくお付き合い

アメリカのティーバッグのなぜ

ロウリーズというプリムリブの専門店があります。 ロサンゼルスに本店のある高級店として有名な店。 銀製の大きな覆い付きの保温機に収められたローストビーフをワゴンにのせてテーブルサイドでカービングするというサービスが売り物で、外食産業の人たちが西海岸の視察旅行にいくと必ず立ち寄っていた店。 ダイヤモンドジムブレイディと呼ばれる700g近いカットを食べ切ることができるかなんておじさんたちが無邪気に大食い大会をそここで繰り広げるのがほほえましかったりするんですね。 肉で腹一杯にして食

ホストのなぜ、ホステスのなぜ

クラブに行くとすぐにホステスさんと仲良くなっちゃう。 ホステスさんとよろしくしてやろうなんて下心をまるでもっていないから、彼女たちが警戒心をすぐにといてくれるんですネ。 紳士でらっしゃいますね。 遊び慣れた方でらっしゃる。 …、とそんなふうに言われるとくすぐったくて「いや、淑女ですから」とか「今日も勉強しにまいりました」とか答えちゃうからますます、遊び慣れた人に見えちゃう。 それはそれで好都合で、ホステスさんを心置きなく観察したりおしゃべりしたりするのがたのしい。 いいホ

バーラト・ジーペン・日本とジャパン

インドが自らを「バーラト」と呼ぶ機会が増えている。 去年開催された第18回G20。 議長国インドの大統領主催の夕食会で、自身をインド大統領でなく「バーラト大統領」と呼びネームプレートもそのように書かれていたことに世界中のメディアが反応。 大きな関心を集めたことがきっかけで、最近、動きが加速している。 …、とこれがインドという国名の由来。 「印度」はは玄奘著「大唐西域記」において、この領域を呼称するのに使ったから。 どちらにしてもインドの人にしてみれば「他所の国の人がつけた

文豪が贔屓にした店になぜがっかりさせられるのか

「昭和の文豪がかつて愛していたお店」と紹介される際に必ず言われるお店がよくあります。 いろんな事情で廃業してしまうと、もうあの料理を味わうことができなくなるのか…、と一部の人たちが大騒ぎする。 先日、そういうお店のひとつが復活したことが話題になった。 閉業前のお店はボクも何度か行ったことがある。 名物の料理をはじめて食べたときには、こんなものか?といささかがっかりしたことを今でも思い出す。 名声のあるお店に行くとなると、期待値が当然上がる。 それで評価が厳しくなってがっかり