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解答・解説速報 第36回社会福祉士国家試験 相談援助の基盤と専門職



問題91

社会福祉士及び介護福祉士法における社会福祉士の義務等に関連する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 後継者の育成に努めなければならない。

2 秘密保持義務として、その業務に関して知り得た人の秘密は、いかなる理由があっても開示してはならない。

3 社会福祉士の信用を傷つけるような行為を禁じている。

4 社会福祉士ではなくとも、その名称を使用できる。

5 誠実義務の対象は、福祉サービスを提供する事業者とされている。


 
解説 難易度2

選択肢1は、✖
後継者の育成ではなく、自分の資質向上の責務があります。
社会福祉士及び介護福祉士法第47条の2「社会福祉士又は介護福祉士は、社会福祉及び介護を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応するため、相談援助又は介護等に関する知識及び技能の向上に努めなければならない。」

選択肢2は、✖
秘密保持義務はあります。しかし、正当な理由があれば、例外として、開示が認められます。
社会福祉士及び介護福祉士法第46条「社会福祉士又は介護福祉士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。社会福祉士又は介護福祉士でなくなつた後においても、同様とする。」

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