サムライインキュベート 榊原健太郎(代表取締役)

1974年名古屋生まれ。アクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)等を経て、2008年サムライインキュベート設立。創業期スタートアップから投資・成長支援を行うVC事業で現在国内外のスタートアップ累計190社以上に支援。また大手企業の新規事業創出等イノベーション支援を行う。

サムライインキュベート 榊原健太郎(代表取締役)

1974年名古屋生まれ。アクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)等を経て、2008年サムライインキュベート設立。創業期スタートアップから投資・成長支援を行うVC事業で現在国内外のスタートアップ累計190社以上に支援。また大手企業の新規事業創出等イノベーション支援を行う。

最近の記事

エアークローゼット上場に寄せて

まずは、エアークローゼットの天沼さん、前川さん、小谷さん、メンバーの皆さま、ステークホルダーの皆さま、この度は東証グロース市場への上場、本当におめでとうございます!! 2022年7月29日(金)に、サムライインキュベートの投資先であり、私が社外取締役を務める株式会社エアークローゼットが東証グロースに上場しました。 私が初めてお会いしたのは、サムライインキュベートのオフィスがまだ天王洲アイルにあった時、2014年1月でした。そこからもう8年半ほど経ちます。100個のビジネス

    • なぜ、戦争は始まるのか?

      2014年7月イスラエルで、戦争を初めて体験した。2014年7月4日〜2014年8月26日まで、毎日のように 僕の当時住んでいたテルアビブまで、ロケット弾が飛んできた。 当時、イスラエル進出の初拠点であり、イスラエルスタートアップの コワーキングスペース”SAMURAI HOUSE”のオープニングを 控えた2週間前くらいからその戦争は始まった。 その時のショックは今でも覚えている。 ”何のために、俺は決心してイスラエルに来たんだ。。。” (また日本から人が来なくなる。拠

      • "なんのために、生きるのか?"

        2020年の”とある”1週間の話 ・サムライ投資先の10年付き合った起業家のEXIT ・管轄するCEO室、アフリカチームメンバー5人の目標設定相談mtg ・IPOした投資先起業家との、これからについてのランチ ・イスラエルヘッドとの月1回の1on1mtg ・サムライの10年を具体計画に落とす経営メンバーとの中計mtg ・監査法人主催の女性起業家アクセラレータープログラムの審査員 ・建設会社主催の芸術家3名、起業家3名コンテストへの審査員 ・東北起業家15名向けの講演 ・イスラ

        • ”サムライをグローバル化させた漢”

          今サムライインキュベートは、日本だけでなく、イスラエル、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、ガーナ、ウガンダ、ルワンダそして、中国に展開をしていますが、創業当時は全く世界を攻めるなんて、1点の曇りもなく思っていませんでした。 そんなサムライをグローバル化に導いてくれた人がいます。 その人は、サムライファンド1号投資先でもあるノボットの小林清剛さんです。 ノボット小林さんとの出会いは、最初の出会いは、2006年4月だったと思います。グロービスの経営大学院が設立したその年の、同

          ”コロナによって、増えた大切なもの”

          今僕は、岐阜の小さな田舎町(東京から3時間)の 妻の実家から200mにある自宅で、仕事をしています。 朝は、山と田んぼを背景360度に、緑を見ながらの10分ほどの散歩+深呼吸で仕事スタートです。夜は携帯電話の懐中電灯機能を灯さないと田んぼに落ちてしまうんでないかくらい真っ暗です。携帯電話の本来の懐中電灯機能をしっかり活用できてます(笑)。 そのくらいの生活を、今はもう11ヶ月目くらいでしょうか? そこで想ったその暮らしが始まった3週間目頃に、 コロナによって、<増えた大

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          ”社名に『インキュベート』と入れたきっかけと、その込めた意味”

          前々回で”社名に『サムライ』と入れたきっかけと、その込めた意味”の話をしましたので、今回は、『インキュベート』の方のお話をしようと思います。 今日も約12年前のことを頑張って思い出しながら書いています。 前々回の話でしたように、最初は、”Talisman(お守り)”でも同じ前が社名であったので諦め、サムライ営業本部の『サムライ』を活用すること決めました。その時は、『サムライ』と言う単体の名前で会社名にしようとは思ってなかったと頑張って記憶を辿りましたが、そう思います。『サム

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          ”できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える”という言葉がなぜ生まれたのか?

          今日は、多くの方々に口ずさんでも頂いている、サムライインキュベートの大好きな理念でもある、”できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える”と言う言葉が生まれた原点の話ができたらと思います。実はあまりしっかり話せてなかったので、しっかり共有したいと思います。 まずは、23年前まで遡ります。1997年最初の僕の就職先は日本光電工業と言う医療機器メーカーで、職種は営業マンでした。心電計、脳波計、AED、ポリグラフなどは日本でトップシェアの会社です。今はかなり変わっていると

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          ”社名に『サムライ』と入れたきっかけと、その込めた意味”

          今日は、社名の原点のお話ができればと思っています。 自分の心だけにしまっておかないように、今まであまり詳細や経緯をお話していないことも含め、自分の人生の備忘録としても残したく書いてます。 サムライという名前の出会いは、前職のアクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)にさかのぼります。2001年9月にサイバーエージェントにアクシブドットコムは買収され、僕は悲しい想いと家族を奪われた感があり、まず卒業を決めました。 そして、その頃は起業に関しては全く考えることもなく、マ

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          イノベーションを邪魔する思考停止な状態

          少し前に、東京医科大学での入試における女性受験者一律減点のニュースがあったが、巻き起こった反応には「男女不平等だ」「女性の労働環境の改善を」というものが多いと感じた。 その反応自体を論じるつもりはないが、”根本的な問題”に目を向けられていないのではないかと、私は思った。つまり”思考停止”になっていて、さらに今回の内容は、女性に対する思考停止な状態が起こっている。これが「固定概念」だと思う。 私自身は近年、大企業×スタートアップによる協業(オープンイノベーション)の支援に携

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          大企業による新規事業検討に必要な2つの判断軸

          先日、『上から目線が邪魔するオープンイノベーション』の記事を読んで、著者同様に大企業のスタンスに疑問を抱いた。私は特に、事業が立ち上がっている状況ではないのに、「自社内でそのアイディア(事業案)を議論してきている」ことに”安心”しているのではないか、という点だ。 日経ビジネスONLINE  『上から目線が邪魔するオープンイノベーション』https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/070200590/?P=2&

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