【第十八話】場所も費用も(ほぼ)不要な藤コレクションを思いつく|しがない勤め人、国立文楽劇場で藤娘を舞う
前話では私、アメとムチのあめ玉をせっせと買い集めていました。
(読まなくても大丈夫、読んでもらえたらうれしい)
こうなると俄然コレクター魂に火がつく!
モチベーションアップのためという大義名分を得た私、
藤アイテムを求めてネットの海を徘徊。<その時間でおさらいをすべきでは?
おお、藤娘といえば日本人形!羽子板!かーわいーい。
いやちょっと待って落ち着いて。
このウサギ小屋のどこに置くねん?
↓拙宅の貧弱な住宅事情にご興味のあるかたは、こちらもごらんください・・・
モノを見るとうっかり買っちゃいそうだからやめておこう。
そうそう、実物の藤も亀戸天神あたりに見に行きたかったんだけど、
新型のアレで自粛しちゃったんだよな~
〽︎赤紫に十返りの〜 花をあらわす、松の藤浪〜♪
十年に一度、藤の花が咲く不思議な松。なんとそこから美しい藤の精があらわれた!
という設定らしいので、いちどは見ておきたいな、と。
そうだ、ネットに写真があるんじゃないかな・・・ポチポチっとな。
おおー!出てくる出てくる。きれいやなぁ〜
google先生ありがとう。アップしてくれたかたもありがとう。
へえ、あしかがフラワーパークの藤が有名なんや。
すごいなぁ、これも見に行きたかったなぁ。
・・・
ん?
いま手に握りしめているこの箱(スマホ)の中に画像を保存しておけば、いつでも見られていいんじゃない?
(チョサッケン的なものについては、個人で楽しむ分には大丈夫であろう)
費用も場所もミニマムなプライベート藤コレクション!わたし天才~
というわけで、
生活感あふれる雑多な写真と混ざらないようにGoogleフォトにアルバムを作り、
これはステキと思う藤の画像をガンガン保存。
(お写真をUPしてくださった皆様ありがとうございます)
おおー、なるほどこれは「藤浪」。納得。
ここから出てくるのか〜
そういえば藤娘、旅みやげの大津絵から飛び出てきちゃったエヘッ♡説もあるので、こちらも保存。
うーむ、おいそれとは旅に出られなかった時代。
この絵を見ながら聞くみやげ話はさぞや。
尾ひれはひれがついて、どんどん違う話になっちゃってたりして。
せっかくだからお人形も保存しておこう。
片そで脱いでるのね。大津絵と同じだ!
お襦袢も藤。かわいいなぁ~
わたし、こんなんなるんや!ええんかなぁ〜<がんばりや~
おっと、下2枚は藤娘じゃないね。娘道成寺の七枚笠が混じっておりますな。
「藤娘?知ってるよ。あのだんご三兄弟みたいなの両手に持ってるやつでしょ。人形うちにあったよ!」
と拙夫。
わたしもそう思っていましたが、このコレクションをして初めて違いを知りました。
ついでに待ち受けも藤にして、と。
これでいつでも藤が見られるぞ。イメージトレーニングばっちり!
(フィジカルなほうがずいぶんお留守なんですが・・・)
(続く)
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