子どもへの信頼
2024年6月園だより
家に帰ると18:00を過ぎていて、毎日忙しなく夜ご飯を作ったりする日々。そんな中、小学3年生になった娘と対話している自分の言葉を振り返ると、「手を洗った?」「宿題やった?」「明日の準備した?」「ご飯の準備して〜お箸とか並べて」「お風呂先に入って〜」など、やったかどうかの確認とあれこれやってほしいのオンパレード。こういうの対話って言わない、命令!?みたい、、、。これに気がつかされたのも、娘がプンスカ表現してくれるおかげ「ママ、その言い方どうにかして!」と。=『たしかに』
それで気を落ち着かせて、「さっきはごめん。ママの心がざわざわしてました」と反省し、「でもどんなふうに伝えたら、ママが困ってることが(娘に)伝わるか一緒に考えてもらえたら嬉しい」と伝えると、間髪おかずに「手を洗うとピカピカで気持ちいいな〜」「宿題という言葉を使わずに伝えてほしい(その後、シュクシュクと命名)」「ご飯一緒につくろう!」とか言ってくれたら嬉しい、とのこと。そういうの以前、本で読んだのに何も実行できてなかったなぁ。こういうことを素で言える人はすごい!と思うけど、保育者を観察してたら、子どもを勇気付ける言葉が素直に出てくるので羨ましい。何が自分と違うのかなぁと考えていたら、西日本新聞に『VIVA耄碌(もうろく)ー宅老所よりあい代表 村瀬孝生さんー』の寄稿にたどり着いた。
自己受容や自己肯定という言葉もよく聞かれるので意識することが増えたけど、「人への信頼」と説かれ、はっとさせられました。子どもへの信頼、家族への信頼、スタッフへの信頼、他者への信頼が、生きることへの大きな力になっていくんだな、と反省しながら実感しました。子どもへの信頼を土台にしたら、自分の態度や姿勢も少しずつ変わっていくかなぁ。今日もみなさんと一緒にがんばっていきたいです。