【横浜中華街】中華エンタメ作家の会・新年会と優雅なヌン茶
今年1月1日に発足した〔中華エンタメ作家の会〕の仲間たちと、新年会!
優雅に、中華街にて中国式アフタヌーンティー。
や……わたしはまだ中国ものの小説、出せてないので「中華エンタメ作家(予定)」なんだけどね。
↑もはや定番ネタになってる。
でも、この(予定)は、いつの日か取れる。必ず!
◯
総勢10名ほどのメンバーのうち、横浜中華街へ集合したのは7人。
目指すは〔桂宮〕というお店。
ネット上では交流があるものの、直接お会いするのは初めての方もいて、どうにかつつがなく自己紹介。
当然、中国の歴史に関する話題が、ばんばん出てくる。
それも歴史の出来事についてなどではなく、
「◯◯は、いつ頃の時代から使われたんでしょうかねえ。文献を調べても、よくわからなくて」
「宋の時代には使える言葉でも、唐ではどうだったんでしょうかね」
「お茶を出したいところだけど、春秋戦国時代だと、どうも……」
みなさん、濃いなあ……人々の生活実態に関する考察だらけ。
こんな凄い仲間に囲まれたのは、ものすごい幸運だとおもう。
◯
とかやっている間にも、店員さんは次々とヌン茶(アフタヌーンティー)を運んでくる。
わたしのテーブルはプーアル茶。
最初に、優しい味わいの薬膳キノコスープが出てくる。
何種類か入っているらしいけど、どれがどんなキノコかわからないまま「美味しいー、具の量も多いー」とか呑気に食べ尽くしたので、後で調べてみた。
アガリスク、虫草花、ポルチーニ茸などいろいろ。
よくわからんけど、身体によいのは確実だとおもう。
メインディッシュは、醤油系の炒麺にした。
各種点心も豪華で、
・クラゲの和え物(ピリッとした味わい)
・鶏肉の四川っぽいピリ辛冷菜(ちょい本気めの風味)
・ゆば
・魚卵焼売
・エッグタルト
・翡翠餃子
・海老蒸し餃子
ぜんぶ、一口ずつぺろりと平らげた。
今日を記念して、集まれたメンバーで色紙に各自のサインを寄せあったり。
中央に鎮座するのは、我らが「中華エンタメ作家の会」のシンボルキャラ・ぱおずーちゃんだ。
会の発足間際に爆誕したキャラだけど、見た瞬間の可愛さに「天才か……!」と驚嘆したものだ。
◯
中華街へ、志ある者たちが集ったからには、関帝廟でのお参りも欠かせない。
しっかりと拝みつつ、廟の前でぱしゃりと記念撮影。
みなさんにこやかに写る中、一人だけ、ラッパーみたいに煽ったポーズをとるわたし、YO!
◯
あとは散策しながら、途中でつまみ食いなども楽しむ。
「さっきのアフタヌーンティーで、お腹がふくれてますね」
と会話している横で、ともこ姐さん(千葉ともこ先生)とわたしだけ、
「ラーメン一杯くらいなら、まだ入りそうですね」
とか真逆のことを話し合ってて、「えええ……」という目で見られたりとか。
そんなわたしは横浜大世界の軒先にあるお店で4種類の点心が一度に味わえる「欲張り串」をむさぼり喰う。
パオ餃子は一瞬で飲み込んだので、ちゃんと味わいそこねた。
ジャンボ焼売は、脂の旨味が濃厚でよかった。
肉ニラまんじゅうもニラと肉との風味が美味。
ラスボスのプチ肉まんは、つい二口で食べ尽くしたので、もっと味わえばよかった。
これだけでは寂しいので、さらにストローで中の汁を吸える「大籠包」を。
熱々の汁も、ストローを介せば、ほどよい温度になってくれる。
これがね……ほんと肉とスープの旨味が凝縮されているんよ。
なんなら、この汁だけを延々と吸っていたくなるほど。
「小」ならぬ「大」を謳っている一品だけど、
「あと2つくらいはいけそう」
とはいえ、ここは中華街。
まだまだ味わうべき美味は、他にもたくさん待っている。
「ひとまずどこかカフェで、一息つきましょうか」
という声に、一同はぞろぞろ再び移動を始めた。
次回へつづく