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[息抜き投稿] 農作物の品種 と 特許・商標
こんにちは! 特許調査の仕事をしてます、酒井と申します。
今日は金曜日。息抜き投稿で、最近閲覧して面白かった動画から「農作物の品種と特許・商標」について書きます。
「面白かった動画」「品種」「商標」で
「きっとあの動画だな・・・?」 とお気づきの方もおられるかもですね😄
はい、閲覧したのはこちらの「特許庁×農林水産省」のコラボ動画です。
7:50付近から「品種と商標クイズ」コーナーで
特許庁の方が農水省のお二人に
・お米 4種類と
・いちご 4種類 のパネルを出して
「品種名」ではなく「商標」なのはどれでしょう? と出題しています。
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プレッシャーを与えられる農水省YouTuberのふたり。。
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農水省に電話かけようとしてますし~ 笑笑
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前半の庁内紹介も、知財界隈の皆様はきっと楽しく見れそうですし、
クイズでは「品種ではなく、商標登録しておく事のメリット」にも触れられています。
なお上記のクイズは「特許庁チャンネル」に投稿あります。
襲来してきた「農水省チャンネル」の動画はこちら
農水省の動画では 地理的表示(GI)保護制度 を解説しています。
手書き紙芝居が良い味を出しているのと、
最後のほうで特許庁長官が気さくにお話をされているのも見どころです😄
以上のように、「農林水産物のブランドを保護する制度」には
・品種登録
・商標
・地理的表示(GI)保護制度
がありますが、
アメリカでは
・植物特許
の制度もあります。
植物特許は果樹など「塊茎植物(イモ類など)を除いた無性繁殖植物」を保護の対象としています。違う書き方をすると「挿し木、挿し芽で増やせる植物」は保護対象になります。
米国の植物特許、代行検索ではまだ一度も依頼頂いた事がありません。笑
やっぱり、調査のニーズ自体が少ないのかもしれないです。
また、植物の分類表はとてもわかりやすいので、
代行検索に出さなくても自分で調べられるのかも?と思ったりします。
米国の「植物分類表」はこのような内容になってます。
先頭は「ばら」で、樹形と色で分かれており、とてもわかりやすいのです。
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階層を「ドット1」で折り畳んで、機械翻訳したものがこちらです。
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あと少しで立春、そして春ですね。
バラが好きな方は、春を待ちながら
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とか、検索してみると楽しめるかもしれませんね😄
(そうでもないかな・・・?)
それではまた!