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わたしの四畳半TMBぐるぐる案内(未完)

【はじめに】
M「TMB映画化記念に企画しませんか?」
阪「します」
M「即答で笑いました」

洛中からの声かけに東と西とで呼応したことで開始された『四畳半タイムマシンブルース』の映画化記念非公式企画。

Twitterにて#四畳半TMBぐるぐる案内 とタグをつくり森見作品の聖地巡礼って楽しいぜ!といった投稿を募った。

いっぱい投稿された。嬉しかった。

あとは我々が聖地巡礼MAPを作成して発表……点在しすぎている。

現代人でも無理なく楽しめる行程にしよう……つまらないな。


これは阿呆が自分が楽しむために作成した妄想の産物《無尽蔵の体力と耐熱性を備えた超人向け》の聖地巡礼プランである。

良い子もそうでない子も絶対に真似てはいけない。

MAPにもなっていない。




【このプランの想定】
天気の良い8月11日である。
この人物は阿呆大学生を凌ぐ無尽蔵の体力をもつ健脚である。
その人は盆地の灼熱に耐えうる超人である。
なおかつ成人している。
もちろん森見作品が大好きである。

決して参考になさらぬようお願いいたします。
命大事。帰るまでが聖地巡礼です。



【超人向け聖地巡礼案】

9:00朝食《カフェプラネット》
賀茂大橋西詰《ボンボンカフェ》跡地に2021年11月にオープンしたベジタリアン&ヴィーガン対応のカフェ。全メニューグルテンフリー。早朝からオープンしているので古本まつり開始時間まで待機するのに最適。
11時からのランチメニューにはピザもある。

黒服の王子が登場しそう


10:00下鴨納涼古本まつり《下鴨神社》
下鴨神社糺の森にて開催される日本最大級の屋外古本まつり。お目当ての本を手にするために老若男女がさ迷う。配布される団扇を確実に入手しようと思ったら開幕ダッシュ(10時)がオススメ。訪れる度に懐かしい本や話題にしたばかりの映画のパンフレットや一目惚れする絵本などに出会える。古本市の神様に感謝せねば。なむなむ。

下鴨神社馬場(古本まつり)


11:30おやつ《出町ふたば》《鴨川デルタ》
最高級に美味しい豆もちを出来立てやわやわな状態で食す。これが「最高」ということである。餡子の甘味と豆の塩気が本当に美味しい。
電話にて事前予約が可能。

やわやわ出来立て豆もちをトンビから守りながら食べる
トンビに注意
鴨川デルタ(2016年)



12:00散策《銀月アパートメント》
北白川疎水沿い、全部屋四畳半の洋館。住人によるカフェや個展が開かれることもあるそうだが、基本的に関係者以外は立入禁止。アパートメントなので空室ができたら借りることができる。

「貴君、このアパートには『クーラーつきの四畳半』があるらしいぞ」

第一章 八月十二日
銀月アパートメント


【9月29日以降追記予定】


12:30昼食《カフェコレクション》
京大農学部近くのカフェ。各スパゲティ、バターライス、オムライスは追加料金なしでS・M・Lサイズに変更可能。ドリンクも含めてテイクアウトもできる。
店内で明太子スパゲティか鳥皮のバターライスを頼んでいる人間がいたらまず森見ファンだと思って良い。

森見仲間でランチした図



13:00登山《吉田山展望台》
京都大学そばの山。山頂にはかつて絶景のカフェがあった。北参道コースから展望台を目指す。とても蚊が多いので対策必須。

「そういえばもうすぐ五山の送り火ですね」

第一章 八月十二日
吉田山展望台


14:00見学《吉田寮》
100年以上の歴史を誇る京都大学学生自治寮。中庭には猫もいるし鶏もいるしアヒルもいるし鹿の角が転がっている。寮生の案内により見学可能。

吉田寮
寮生の案内に限り写真撮影可能


15:30みそぎ《源湯》
夏の京都で1番良い場所かもしれない。入浴料大人450円。タオル30円。女湯にはメイク落としと化粧水もあり本当に手ぶらで入浴できる。くすり湯、何故か虹色に光り輝くジェットバス、衝撃の電気風呂などあるが、鯉タイルの浅風呂がお気に入り。常連さんが多い様子も納得の楽園。

源湯


17:00~散策《夜の街へ》
先斗町、木屋町、または河原町三条の地下で無手勝流にお酒を楽しむ。



【おわりに】
読み返してみるとそこまで超人でなくてもこのくらい遂行できるのではないかしら?と思われるかもしれない。しかし夏の京都である。現代人の中でも体力の無さには自信があるが、なにより盆地の夏は過酷である。屋外に出た途端に毎分毎秒何かしらがすり減っていく。やっぱり参考にしないでください。

帰るまでが聖地巡礼です。



締切太郎ちゃんに追いつかれたので一部未完成。スペースに備えて隠し球あり。





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