映画『竜とそばかすの姫』考察 ~他者のまなざしという地獄~
映画『竜とそばかすの姫』はまなざしの物語です。
※個人の感想
ひとりの時、人間は自由です。
他者のまなざしは自由の危機であり、この自由の受難が人間の条件なのだとフランスの哲学者サルトルは言います。
『サルトルの知恵』という本をたまたま手に取ったことが、哲学とのファーストコンタクトでした。
『竜とそばかすの姫』にハマッたのも、サルトルの《まなざし》という思想を知ったからです。
劇場に通い、小説を読み、円盤を繰り返し再生しながら『竜とそばかすの姫』と《まなざし》について考え