逆子と自律神経の関係
今日は逆子と自律神経の関係についてお話しします。
今回の話は自律神経が逆子に影響し胎動が減ってしまうという話です。
どうして胎動が減ってしまうのか、自律神経とはなんなのかをお伝えしていきます。
逆子と自律神経の関係は深い
逆子と自律神経の関係はとても深いです。
なぜなら、自律神経が乱れていると逆子が治りにくくなるからです。
逆子が治るには回転が必要
逆子が治るには回転する必要があります。
回転するためには胎動とスペースが必要です。
胎動があるから胎児は回転できます。
胎動があってもスペースがなければ回転することはできません。
逆子が治るためにはどちらも必要です。
このうち自律神経は胎動に大きく影響します。
自律神経とは
自律神経には交感神経と副交感神経の2つあります。
例えるなら自動運転です。
交感神経がアクセルで副交感神経がブレーキです。
例えば、仕事に行く時はアクセルを踏み、家に帰ればブレーキを自動で踏みます。これが自律神経の役割です。
「自律神経が乱れる」とよく言いますが、それはブレーキが壊れている状態を指すことが多いです。
ブレーキが壊れているので、アクセルを踏みっぱなしになります。
いつでも興奮状態なので以下のようなことが起きやすくなります。
イライラしやすい
寝付きが悪い
胃腸のバランスが悪い
生理痛や生理不順が起きやすい
首肩がこりやすい
正確にはアクセルが壊れているのも乱れた状態になります。
季節の変わり目に「何もやる気でない、なんか体が重い」と感じたことは誰しもあるはず。
あれはブレーキばかりがかかっているから。
これが自律神経です。
自律神経が乱れた状態
このうち、ブレーキがかかっているとき胎動が出やすくなります。
ですが、自律神経が乱れていてブレーキが壊れていると、胎動が出にくくなります。
だから、自律神経と胎動は関係が深いということです。
逆子と自律神経の関係の体感
妊婦さんがこれを実感できる時間が1日に2回あります。
夜寝る前と食事したときです。
睡眠に入るのは、リラックスが極まるからです。
なので、寝る前は必ずリラックスします。
胎動をあまり感じられない妊婦さんでも必ず寝る前は胎動を感じられます。
食事した時は胃が働きます。
胃が働くことで胃結腸反射(自律神経反射)が働き、副交感神経が優位になりブレーキがかかります。
どちらも反射で副交感神経が優位になりブレーキがかかるので、胎動が必ず増えます。
もし感じられない、もしくは感じにくい人は自律神経が大きく乱れています。
アクセルが強すぎてブレーキを踏んでもなかなかブレーキがかからない状態です。
胎動は多ければ1日中感じる
胎動はしっかり出ていれば一日中感じます。
感じられない人でも、鍼灸による逆子治療を通して必ず胎動が増えます。
もし一日中感じていないなら、セルフケアをして自律神経を整えて胎動を促すことで逆子が治りやすくなります。
自律神経を整える方法
自律神経を整える方法はたくさんあります。
セルフケアはたくさんあってどれも効きますが、セルフケアをする上で最も大切なことは自分に合ったセルフケアをすることです。
インスタグラムやYoutubeの動画で体調に合わせたセルフケアを紹介しているので、ぜひやってみてください。
まとめ
簡単にまとめると、逆子と自律神経の関係は深い。
なぜなら、自律神経は胎動に影響があるから。
具体例として、食事した時と夜寝る前は胎動を感じやすい。
もし逆子を治したいなら、セルフケアをやってみてください!
ということです。