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阿蘇のあか牛(5月30日投稿分)

おはようございます。
サカエヤ店長の楠本です。

あっという間に5月も今日が最終営業日です。
明日、明後日は定休日のためお休みとなりますので、お買い物のご予定がございましたら本日のご来店をお待ちしております。

さて、先週は熊本南小国から「阿蘇のあか牛 "草原牛"」がやってきました。

あか牛(褐毛和種)と言うと、高知の土佐あか牛と熊本の阿蘇のあか牛が有名です。

全国各地の飲食店でもたまに見かける「あか牛」ですが、サカエヤで取り組んでいるあか牛は「草原牛」と呼ばれ一生を阿蘇の草原で放牧飼育されたあか牛です。

もともと草だけでも体が大きくなることから、昔は阿蘇の草原にあか牛がたくさん放牧されていたそうです。牛が歩くことで大地を耕し、草を刈り取り、その糞尿が大地を豊かにして、美しい景観が保たれていたそうです。

しかし、現代の日本では霜降りこそが牛肉の価値のようになっているため、草を食べて育つ赤身主体の「あか牛」は、硬い、不味い、パサパサすると、地元の方からも敬遠されているとのこと。今では、あか牛といえども、牛舎で穀物を与えて霜降りを入れる飼い方が主流だそうです。

阿蘇のあか牛"草原牛"は、生産者の橋村さんと服部さんが、昔見た阿蘇の景色を蘇らせたいとの思いから挑戦が始まったプロジェクトです。

このように育てられた赤身で健康的なあか牛は、決して不味いのではなく、手当てをして美味しくなるお肉なのです。

部位によって数日間、輸送の疲れを取れば商品化できるので、本日は「ブリスケ」と呼ばれる部位(人間で言う大胸筋)を使って切り落としとして販売予定です。

赤身であっさりしていますが、お肉の旨味がしっかり感じられ、炒め物や時雨煮、さらにはすき焼きにも良く合います。

阿蘇の草原でのびのびと育った「阿蘇のあか牛“草原牛”」ご興味ございましたらぜひお買い求めくださいませ。

それでは、本日はも皆様のご来店をお待ちしております。

#サカエヤ
#セジール

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