新規出店に挑戦する際、最も意識していること
飲食店経営者として、過去に沢山の新規出店をしてきた。
そして、沢山の閉店をしてきた(笑)
2年前に記事にしてるけど、、、
ほんま、沢山閉店してきたなぁ、、、(笑)
今年の5月には、飲食店とは違う、念願の福祉業にもチャレンジした。
まぁまぁ、チャレンジの数はこなしてきてるほうかなー、、、(笑)
さて、話をタイトルに戻す。
新規出店に挑戦する際、最も意識していること
やね。
それは、、、
失敗しても死なないこと
やね
僕の場合の死なないことっていうのは、会社が倒産しないこと。
新規出店するときは出店費用を見積もる他に、
①めっちゃお金残るよな〜の夢の売上と利益
②これくらいの数字は残すよね〜という現実的な数字
③最低でも、これくらいは売るよな〜という堅めの数字。
赤字にならない収支トントンの設定。
3つの数字を試算する。出店する前やで。
最も時間をかけるのは③の数字について。①と②はサラッとやね。
そして、③の数字さえも下回る。
その水準の売上なら、1ヶ月で預金残高はいくら減る?
その水準の売上が○ヶ月続くなら、撤退をすることを決める。
→撤退基準を決める
撤退する場合の費用はどれくらいか?も試算する。
(スケルトン返しなら、ナンボ?居抜きでいけたらナンボですむか?など)
→徹底コストも把握しておく
今の預金残高を確認する。
出店後の預金残高から、撤退基準水準の売上が続いた場合の預金残高。
撤退を決め、撤退したあとの預金残高を考える。
ここまで考えて、考えて、考えて、、、
たとえ思うような結果が得られず失敗しても、死なない!っていうことがわかってから、挑戦に踏み切る。
イチかバチかの勝負はしない。
死ななければ、いつでも復活できる。
あとにも先にも、、、イチかバチかの勝負をしたのは串カツバルを出店したときのみ。
初月で300万円を売らなければ、会社倒産しちゃうね!っていう挑戦やった。
もうあんな思いはしたくないね〜。
基本、ポジティブシンキングな僕やけど、、、。
出店するときは、最低これくらいは売るやろ〜?
いや、その数字さえも残せない可能性があるんちゃう?
と最悪、最低の水準を想定する思考回路になる。
うん
石橋って、叩きまくるに越したことはないねんな〜。
そのうえで、橋を越えまくったらええねん。
チャレンジは大好きな人間やで。