さかあがり

言葉を散らかすひと

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「おいしいごはんが食べられますように」を読んで。

高瀬隼子さんのおいしいごはんが食べられますように、を、読んだ。 衝撃だった。ずっと食に関して言語化できないと考えていた思いが、ここにあった。みつけた、と思った。 私も食べることを比較的苦手だと感じる人種だ。 いや、たしかにおいしいものを食べるとおいしいと感じることはできるし、なんとなく心が満たされるというか安心感のようなものに包まれる感覚は知っている。けれど、人と食べることが結局は苦手なのかもしれない、とこの本を読んで少し腑に落ちた。 この本でいうところの押尾さんがおそ

    • 私と食。私とお酒。

      私は食べることがへたくそだ。 きれいに食べられないとか、そういう意味でのへたくそではなく、食べることに関してがとことんへたくそ。 これを食べたら太るのでは。 今日は食べすぎたかもしれない。 明日は食べすぎないようにしなくちゃ。 食に関して、つねにこういった思考が付きまとう。 私はお酒との付き合いがへたくそだ。 お酒を飲むと、食欲のリミッターが外れてしまう。 酔うとわけもわからず家のなかにあるあらゆる食材たちを無我夢中でつめこんでしまう。 夜中に胃の重たさで目を覚ま