見出し画像

目上の人にへつらうべきか

上司にペコペコする。
先輩に気に入られようとする。

どこにでもある上下関係。

今でも上下関係は絶対であり、
目上の人にへつらっていくのでしょうか。



①目上の人にへつらうことの効果

「へつらう」とは、「媚びる」や「追従する」と同じ意味ですね。
目上の人に気に入られるように振る舞ったり、お世辞を言ったりすることです。


目上の人というと、

  • 新入社員から見た上司

  • 後輩から見た先輩

  • 生徒から見た教師

などが思い浮かびますね。


次に、へつらう方法ですが、

  • 先輩の話を無条件に受け入れる(イエスマンになる)

  • 上司といやいや飲みに行く

  • 教師に気に入ってもらうために行動する

などがあります。もちろん他にもいろいろありますね。


へつらうことで、気に入られて出世することができたり、ふだんの対応が特別になったりするといった効果はあるでしょう。

へつらうことで人間関係を築く人もいますね。

へつらわなければ……
仕事で成果を出しても出世することはできないのでしょうか。


②目上の人にへつらうべきなのか

まず、前提として目上の人への「礼儀」は必要です。
というか、目上の人に限らず、誰にでも必要です。

業務をするうえでペコペコしなければならない場面もあるでしょう。
営業なども、取引先に頭を下げることはあります。
しかし、業務を円滑に遂行するための「礼儀をわきまえる」ことと、必要以上に気に入られようとする「へつらう」ことは大きく違います


また、「親近感をもって接する」ことと、「へつらう」ことも違います
本当に相手のことを尊敬できて大好きならば、へつらう行為ではなく、親近感をもって接するようになります。
(この場合、思ったことは言えるはずです)

私も、最初の勤務校の先輩とは今でもシーズンごとに温泉に行くのですが、それはへつらっているわけではなく、大好きだからです。
だから、思っていることは言うし、先輩も言われて不快になることはありません。

へつらっているような関係は、思っていることも言えないし、仮に少しでも意見を言ったら相手が不機嫌になることもありますね。

このような関係では、本人の前ではへつらっても、本人がいないところでは悪口を言うパターンも多いですよね。


自分が目上の人にへつらうタイプの場合、「自分も部下からへつらってもらって当然」という態度になる可能性があります。

へつらうことが当たり前の環境は危ないですし、パワハラなどの原因にもなりかねません。
気に入られなければいけないという考え方は古いように感じます。

人間関係は、本来対等なものですよね。
仕事をする際の上下は最低限あるにせよ、必要以上の上下は感じる必要がないですね。


私も、へつらう必要はないと考えているタイプなので、へつらわないですし、へつらってもらう必要もないと考えています。
教師をしているときも、ヘンにへつらうことはありませんでした。
もちろん、業務をするうえでの「礼儀」は大切にしますけどね。

先ほど、「目上の人」のところで「生徒から見た教師」も書きましたが、けっこう「生徒は下、教師が上」と考えていた教師が多かったんです。

でも、生徒から見た教師は別に上ではないんですよね。

最低限の礼儀は必要かもしれませんが、必要以上に気に入られようとしなくてもいいですね。
教師に気に入られなければ「成績に影響が出る」「スタメンに選んでもらえない」という状況は絶対にいけません。


とにかく、過度にへつらいすぎて、自分の個性を失い、精神的に追い詰められてしまうことは避けたいですよね。


まとめると


◎ へつらうことで人間関係を築く人もいる。

「礼儀をわきまえる」ことや「親近感をもつ」ことと、
 「へつらう」ことを一緒にしてはいけない。

必要以上にへつらうことで、自分の個性を失くし、
  追い詰められることは避けたい。

でした。


今も仕事によって実態はさまざまだと感じます。

昔に比べて、目上の人にへつらう人は
どれくらいの割合になったのでしょうか。


        Saka.先生


*機械的な人間になりすぎないようにしたいですよね…。*


     《 告知コーナー 》

【共同運営マガジン】  →「あっとほーむ🏠
【𝕏 のアカウント】   →「𝕏 プロフィール
【知ってほしい有料記事】→「🌟note攻略🌟
             「🌟収益化1🌟
             「🌟収益化2🌟

もし、私を応援してくださる方がおられましたら、サポートしていただけると励みになります…🌟 いただいたものは、クリエイター活動で使わせていただきます!