ジョージア州2議席の行方と個別株の反応
本日1月6日に、ジョージア州の上院議員2議席の投票結果が出ます。現時点では、すでに1議席は民主党が取り、残る1議席とも(なんと!)民主党が奪取する可能性が高いとの報道が。
この結果、もし民主党が2議席とも獲ると、上院は共和党:民主党の議席が50:50になり、膠着状態の場合の最終決定権は議長(副大統領:もちろん民主党)が握ることとなり、ブルーウェーブ実現となる。
これを受けて、BOND利回りが急上昇、NASDAQ先物は約2%のマイナス(夜10時頃には1.4%マイナス程度まで戻していたが、再び落下)。
BEFORE MARKET の値(最近あんまりアテにならないけど)を追っていくと、
環境・グリーン関連は大幅プラス
IT・ハイテク系、医薬品系は大幅マイナス
という傾向がわかる。これは、バイデン氏の公約として、環境投資、富裕層減税、薬価引き下げ等が盛り込まれていることによると思われる。
というわけでいくつか。
グリーン関連。
とりあえずTESLAは明らかにバブルなのに金利上がっても大して影響受けてないですね。
IT。
そしてカジノ関連がなぜか噴いている...
DraftKingsはすごいなぁ。民主党は放漫財政になりやすいから、その線で公営ギャンブル関連が買われているのだろうか・・・。
(OPEN後、23:40追記)
以下、私のウォッチリスト(保有銘柄ではない)
見事なほどに明暗ハッキリ。
APPLEが3%安でかなり大き目の下落。ほか、ADBE、PAYPAL、ZM、NFLXとか、3%規模の下落。U、ZIあたりは見るまでもなく。
環境関連、エコカー関連で、LAZR、TESLA、PLUGなどなど上昇。3銘柄とも明らかにバブっているが、さすがブルーウェーブということで、金利無視の素敵な上昇。
あと、金利上がったのでCS(クレディスイス)は上昇。ここに載ってないけど、MS、GS、JPM、DBなど投資銀行も軒並み3-4%上昇。さすが。
ただ、今書いている時点でも、NSDAQが上へ下へと激しい動き。AAPLも、3%以上のマイナスかと思いきや、2%台まで戻したりとか、目まぐるしい。今日は荒れそう。