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お金持ちでなくても私立医学部へ通う方法!!               絶対に医者になりたい人必見。    平均年収前後の家庭で私立医学部へと進学する方法

今回のnoteは、国立大学しか道がないと考えている受験生の助けになればと思い書きました。知っておいて損はないと思います。大前提として、大学受験の勉強は必要です。年により変更点などはありますが、気づき次第改善していきます。

目次:戦略

・①学費が2500万円以下のところを狙う

・②大学の特待生になる。←厳しい道のり

・③大学内の奨学金や都や県の奨学金と学生支援  機構の奨学金を併用する。←②よりは簡単

  Ⅰ学校の奨学金〇
  Ⅱ東京都枠の奨学金がある大学◎
  Ⅲ県の奨学金がある大学〇
  Ⅳ学生支援機構の奨学金について〇

・まとめ


・①学費が2500万円以下のところを狙う。具体的には以下の大学。
参照:https://ishin.kawai-juku.ac.jp/university/schoolexpenses/schoolexpenses2.php

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学校の特待生になる。
特待制度があるものを具体的に上げる。

1⃣国際医療福祉大学
・特典・・・1年次250万円を給付・入学金150万円を免除、2~6年次230万円を毎年次給付
・選考基準・・・特に成績が優秀な合格者(一般選抜45名、共通テスト利用選抜5名)

2⃣慶応義塾大学
○学問のすゝめ奨学金(入学前申請)
・特典・・・年額90万円を給付(6年間)、初年度は入学金相当額(20万円)を加算、成績優秀者は2年目以降に増額(年額150万円)
※毎年の申請・審査により2年目以降も継続受給が可能
・選考基準・・・慶應義塾大学に入学を強く希望する日本国内(東京・神奈川・埼玉・千葉を除く)の高校等出身者で、人物および学業成績が優秀であるにもかかわらず、経済的理由により入学に困難を来している受験生の中から学業成績、家計状況、推薦内容等に基づき候補者を決定。学部を問わず地域ブロック単位で選考を実施
<地域ブロック>「北海道・東北」「北関東・甲信越」「北陸・東海」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」

○人材育成特別事業奨学金
・特典・・・4年間、年間200万円(総額800万円)を給付
・選考基準・・・一般選抜成績上位者10名

3⃣日本医科大学
・特典・・・入学時の授業料250万円を免除
・選考基準・・・一般選抜成績上位者(前期30名、後期10名、後期共通テスト併用3名)のうち入学した者

4⃣東京慈恵医科大学
・特典・・・初年度授業料を全額免除
・選考基準・・・入学試験の成績上位者5名

5⃣順天堂大学
・特典・・・1年次は入学金(200万円)のみとし、授業料・施設設備費・教育充実費(計90万円)を免除、2年次から6年次の学費は各年100万円とする(6年間の学費総額は700万円となり、減免額は1,380万円になる)
・選考基準・・・一般選抜A方式合格者の成績上位10名


例外
○自治医科大学
・特典・・・入学者全員に対して学生納付金相当額および入学時学業準備費を貸与
※大学を卒業後、直ちに、第1次試験の試験地の都道府県知事が指定する公立病院等に医師として勤務し、その勤務期間が修学資金の貸与を受けた期間の2分の3(1.5倍)に相当する期間(その勤務期間のうち2分の1は、知事が指定するへき地等の指定公立病院等に勤務する)に達した場合は返還を免除される。

・③学校内の奨学金や都や県の奨学金と学生支援機構の奨学金を併用する。※貸与は保証人や連帯保証人の選定は基本必要。
Ⅰ学校の奨学金

国際医療福祉大学

(1) あいおいニッセイ
同和損害保険㈱奨学金 給付 年間60~180万円
全学部で5~6人 。同社の社会貢献事業の一環として、本学の2年次以上の優秀な学生を対象に奨学金をご提供頂いています。

(2) 医学部特待奨学生奨学金 給付 1年次 250万円
2年次以降 230万円
*上記に加え入学金150万円を免除。50人。
 一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜、留学生特別選抜、帰国生および外国人学校卒業生特別選抜の成績上位合格者を対象とした制度です。
奨学金は毎年度給付し、各年度の学生納付金に振り替えます(入学後の修学状況により、次年度以降給付対象とならない場合があります)

(3) 国際医療福祉大学医学部年間成績優秀賞
・給付 授業料の100%(190万円)(特待奨学生は表彰のみ)
・授業料の50%(95万円)(特待奨学生は表彰のみ) 2人
1人 前年度の成績が学年で3位以内の学生に対して2年次以降給付(給付金は授業料に振替え。5・6年次にはこの制度はありません)。

(4) 国際医療福祉大学学生支援基金奨学金
・貸与 年間学生納付金額 以内 ― 学生納付金負担者の不慮の事故等に伴う家計急変者を対象とした制度です。


慶應義塾大学医学部 

(1) 慶應義塾大学奨学金
勉学の意欲を持ち、成績・人物共に優秀なものを支援する事を目的意図し、成績・人物ともに特に優れ、将来成業の見込みのあるもののうち、初年度1名2年時以降5名ずつを5月に募集する。書類審査による選考による。(年額20,0000円)給付期間1年:再申請可能

(2) 慶応義塾創設150年記念奨学金
勉学の意欲を持ちながらも、経済的理由によりグローバルな学習活動に参加することが困難な者を支援する。
対象者:全学年の学生のうち、以下の全ての条件を満たしている者

海外短期留学・私費留学・語学研修・海外インターンシップ・海外フィールドワーク・国際学会発表等、義塾が指定するプログラムに参加する者。対象プログラムの詳細については、在籍キャンパスの奨学金担当窓口へ問い合わせる事。
経済的な理由により海外学習活動への参加が困難な者
海外学習活動の目的や計画が明確で、成業の見込みのある者
原則として渡航期間が大学の休学期間であること。ただし、私費留学や語学研修で休学して渡航する者、および国際学会発表に参加する者はこの限りではない。
海外学習活動後も慶應義塾大学に在籍する者。(卒業予定年度においては、少なくとも半期は在籍する者。)
支給額:参加授業科目・プログラムに応じて100,000円~300,000円程度

(3) 慶応義塾維持会奨学金
人物・学業成績共に優秀で、かつ経済的理由により学業に専念する事が困難な者。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県以外の都道府県出身者を優先的に支援する。
支給額 800,000円
学力基準 1年生:評定平均4.0以上 2年生以上:成績指数4.3以上
給付期間 1年(再申請可能)
採用予定人数 医学部より20名

(4) 慶応義塾大学特別奨学金
家計支持者の死亡・失業等により家計状況が急変し、経済的に学業の継続が困難になった者を支援する。
支給額:授業料の範囲内 学力基準なし 給付期間1年(再申請はもう1年まで)

(5) 指定寄付奨学金
100,000~500,000円程度

(6) 慶應義塾大学教育ローン制度
提携銀行よりの融資:学部・大学院を通算して10,000,000円を上限とする。
変動金利・担保不要・金融機関所定の保証会社による保証が必要。

日本医科大学

(1)日本医科大学新入生奨学金(平成 29 年度新入生対象)
年間事業費:1,500 万円
学業に優れた学生且つ、経済的な状況も考慮し、初年度の学納金の一部を無利子で貸
与する制度です。

(2)日本医科大学奨学金(在学生 2 年次~6 年次)
年間事業費:5,000 万円
学業・人物ともに優れている学生に対し、学納金の一部を無利子で貸与する制度で、
毎年度募集し 1 年ごとに貸与します(経済的な状況も考慮)。

(3)日本医科大学父母会奨学金(在学生 2 年次~6 年次)
年間事業費:1,000 万円
経済的に困窮し、かつ学業人物ともに優れた学生に対し、学納金の一部を無利子で貸与する制度で、毎年度募集し 1 年ごとに貸与します。

(4)日本医科大学特別学資ローン制度(在学生 2 年次~6 年次)
年間事業費:2,000 万円
本学が保証人となることにより、学資相当額を上限として無担保で金融機関から融資
が受けられます(在学中の借入総額の上限は、2,000 万円)。

慈恵医科大学

(1) 慈恵大学奨学生«10名程度»
学納金(授業料、入学金、施設拡充費)の全額または半額を貸与するもので、卒業後に返済の義務があります。対象は全学年です。無利子です。

(2) 保護者奨学金 «貸与» 10名程度
学業の継続のために必要な額(50万円以上10万円単位)を貸与するもので、卒業後に返済の義務があります。対象は全学年です。無利子です。

(3) 保護者奨学金 «給付» 10名程度
学費に充当する50万円を毎年10名を限度に給付します。なお、対象は全学年で給付は在学中1回です。

(4) 本多友彦慈恵医学教育奨励基金
学資に充当する50万円を毎年10名を限度に給付します。なお、対象は全学年で給付は在学中1回です。

(5) 慈恵医師会海外選択実習奨学金
5・6年次に海外の医療機関で実習する学生、毎年10名程度に20万円以内の奨学金が支給されます。


順天堂大学

(1) 学費減免特待生制度
要件 医学部入学試験において、学力試験および人物識見が極めて優秀な合格者
学費減免・期間 1年次は入学金200万円のみとし、授業料・施設設備費・教育充実費(計90万円)を免除します。
2年次から6年次の学費は各年100万円とします。
6年間の学費総額は700万円となり、減免額は1,380万円になります。
(減免額は在学時の学業成績に応じて変更となる場合があります)
対象者数 一般選抜A方式合格者の成績上位10名

(2) 基礎医学研究者養成奨学金
要件 基礎医学研究者養成奨学金は、将来、研究医を志す学生の支援を目的とした奨学金制度です。

基礎研究医養成プログラムについて
基礎研究医養成プログラムでは、本学医学部で医師となるための通常のカリキュラムと並行して、基礎医学研究者養成の観点から卒前・卒後(大学院)教育を一貫して見通した特別コースを設けることで、将来の医学界を担う医学研究のエリートを育成します。
研究活動は、昼休憩時間・放課後・長期休暇などを有効に利用し、医学部授業と両立させて行います。そして、6年間のカリキュラム終了後、医師国家試験に合格し、医師免許を取得したら基礎系大学院へ進学します。大学院では、海外留学コースまたは初期臨床研修を並行して行うコースなどから選択し、4年間で博士号の取得を目指します。博士号を取得後、本学の教員(助教/特任助教)として採用され、奨学金貸与期間と同年数を本学医学部にて研究を継続することで、奨学金の返還が全額免除されます。
本プログラムにより、本学からの医学・医療の進歩に寄与するグローバルな研究医の輩出を目指しています。
対象者
①研究医特別選抜の入学者(2名)
②入学後に基礎研究医養成プログラムの特別コースに進み、4年次以降に希望した者
貸与額 月額10万円
(①1~6年次および大学院修了まで,②4~6年次および大学院修了まで)


Ⅱ東京都枠の奨学金がある大学
※学費全額+生活費10万円 


〇杏林大学 10名

〇日本医科大学 5名

〇順天堂大学 10名

県の奨学金がある大学。※県の指定する条件が存在する場合があるため注意。参考にしたリンクは、添付する。

〇日本医科大学
千葉県地域枠(前期) 4 名    貸与額14400000 円 返済免除 有り
千葉地域枠(後期) 3名       貸与額14400000 円 返済免除 有り
埼玉地域枠(前期) 1 名   貸与額14400000 円 返済免除 有り
埼玉地域枠(後期) 1 名   貸与額14400000 円 返済免除 有り
静岡地域枠(前期) 3 名   貸与額14400000 円 返済免除 有り
静岡地域枠(後期) 1 名   貸与額14400000 円 返済免除 有り

〇順天堂大学
新潟地域枠  2名                    貸与額21600000 円 返済免除 有り

千葉地域枠  5名         貸与額14400000 円 返済免除 有り

埼玉地域枠  7名        貸与額14400000 円 返済免除 有り
 特定地域の公的医療機関に医師として引き続き勤務(特定地域の公的医療機関以外の埼玉県内の臨床研修病院で臨床研修を受講する場合を含む。)または特定診療科等(埼玉県内の病院の産科、小児科、救命救急センター)に
医師として勤務する。

静岡地域枠  5名       貸与額14400000 円 返済免除 有り

茨城地域枠  2名        貸与額14400000 円 返済免除 有り


Ⅳ学生支援機構の奨学金について

第一種奨学金  無利子  
私立  自宅 月額54000円  自宅外 月額64000円

第二種奨学金 
私立  月額最大160,000円

1種と2種を合わせて、年間で 自宅:2,568,000円 自宅外:2,688,000円

入学時特別増額貸与奨学金:最大で50万円



〇まとめ

・1番の王道としては、地域枠と学生支援機構で借りることである。地域枠で少なくとも1440万円を賄うことができ、学生支援機構の奨学金で学費の差額を払うことは十分可能である。9年間特定の地域や科で働かなくてはならないが、医者にはなることが出来、かつ少なくとも1440万円を払わなくてよいことは魅力的である。

・特待生は、正直かなり厳しい。特待生を取る実力があるならば、国立大学も行きたいところへ進学可能な学力レベルを有しているからである。しかし、私が通っていた塾の友人の話であるが、日本医科大学は、前期で特待生を取るのは難しいが、後期で特待生取りやすいと聞いている。

・また、同じ友人の話になるが、この友人は学校の奨学金と学生支援機構の奨学金で私立の医学部に通っている。

・2500万円以下の大学で一番高い慈恵医科大学で、2年次以降で年間380万円ほどである。自宅から通う場合を考えると、年間払わなくてはならない差額は、およそ124万円ほどである。月に10万円ほど余分に稼がなくてはならない。アルバイトで全金額を補うことは、税金の面から考えても少し厳しい。しかし、月に8万円ほど稼げれば年で96万円稼げ、残りは親に頼むもしくは銀行から借りることが出来れば、払える額である。

・一番安い学費の国際医療福祉であれば、2年次以降の学費は280万円である。自宅から通う場合を考えると、年間払わなくてはならない差額は、およそ24万円ほどである。これであれば、単純計算でアルバイトを月に2万円で補うことができる。かなり、現実的な数字である。


医学部は私自身経験しましたが、かなり大変です。大学入試を突破する学力はもちろんつけなくてはいけませんが、国立しか行けないんだと決めつけて、医者への道を閉ざしてほしくはないです。医者になる可能性を広げるためにもこのnoteが少しでも役に立っていただければ幸いです。
私自身で調べはしましたが、私や友人の独自の考えや偏見も含まれているため、全てを鵜呑みにはしないでください。一方で、一般家庭でも私立の医学部へと進学し、医師を目指している学生がいることも事実であります。

最後までお読みいただきありがとうございました。皆さまが医師となる為の一歩を踏み出せることを心より願っております。


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