賢者はハラでイメージ
脳梗塞の後遺症に苦しむ方が、進み具合に気落ちなさってリハビリ放棄しちゃう。
ところがなんと!
イメージトレーニングで回復♡
介護ベッドに寝たきり状態から、起きて日常生活を熟すまでに回復されたそうです。
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では、賢者さまとの対話です。
ビジネスに、どうイメージトレーニングを織り込んでいくか、探って参りましょう。
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『イメージなんて持ってませんね』
「だからいつまでも変わらんのじゃ」
『なんか面倒くさくなっちゃって』
「それはアタマを使うからじゃ」
『あ。そっか。ハラを使うんですね』
「息を吐いてハラを意識することじゃ」
『ふうぅ。なんか落ちつきました』
「うむ。よろしい。そこからじゃよ」
イメージトレーニングなさる方も多いと思いますが、頭を使って考えると混乱してうまくイメージできず、迷ったりしませんか。
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「始まる前に終えておくとよい」
『ゴールをイメージするんですね』
「ハラを意識してやるのじゃよ」
『なんか細かくイメージできません』
「そんなものは必要ないぞ」
『え……マ、マジですか』
「ただハラを意識するのじゃ」
『なんかいい感じですけど』
「それが終えた後のあり方じゃ」
『あ。これもあり方なんだ!』
「頭や心を使ってはダメじゃよ」
『知らなかったな。トホホ』
賢者さまのイメージトレーニングは、一般に流布するものより随分と簡単なのです。
頭に頼って細部まで映像を作ったりしない。心で感情に訴えかけるのでもありません。
終えた後でどのようなあり方か。
ハラを意識するだけなのです。
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「頭を使うと情報の中でしか考えられん」
『たーしかに確かに。縛られますね』
「自力で成す錯覚をもつのじゃな」
『え。誰かに頼るんでしょうか』
「自力で生きておるのではないぞ」
『……うーん。深いお言葉です』
「わしらは生かされておるのじゃ」
『言われてみればそうかもです』
なるほど。髪の毛一本、自由にできません。心臓の鼓動、造血、体温調節、何一つとしてコントロールできない私たちです。
無自覚に任せてしまっています。仕事だって同じことです。任せるしかありません。
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「終わり良ければ全てよし」
『始める前に終わっちゃう』
「ハラを意識してふわっと軽くじゃ」
『なんかいい感じになってきました』
さあ賢者さまのイメージトレーニング、試してみては如何でしょう。