時の過ぎゆくままに
時間に追われる私たちです。朝起きてから夜眠るまで、ああもっと時間があったらなぁ、時間のある休みの日にゆっくりと・・
時間ってなんでしょう⌚
物理学や哲学、心理学や脳科学の研究者に訊けば、時間に追われることなく、愉快な暮らしができるかもしれません。ここでは、賢者さまのお知恵を拝借致します。
まずは音楽スタート💿
🌿 🌿 🌿
🌸 🌸 🌸
『いやホント、このところ、あっという間に時間が経っちゃうんです。あれもやらなくちゃ、これはまだやってない、どうしたらいいんだって、もうパニックです(゜o゜;)』
「そりゃそうだ、時間が速まっておる」
『え。なんですって❕』
「1秒の進みが速くなっているのじゃ」
『そ、そんなバカな』
「おやおや。わしはバカなこと言うとるか」
『ス、スビバセン。滅相もないことです』
「わっはっは。まあよかろう」
『でも、時間が速まっているのですよね』
🚀 🚀 🚀
うーん。時間が速まる。なんとも奇妙な表現に感じませんか。これって、氷が凍るとか、空気が蒸発するぐらい奇妙な印象です。
そもそも、1秒ってどうやって決めているのでしょうか。その1秒って、一体何と比べて1秒なんでしょうね。
「まぁいいさ。時間とは何かなんて、古来あまたの賢人たちが取り組んできた難問じゃ。それこそ、ヒマな時に調べたらよかろう」
『ですよねぇ。私が考えたって時間のムダ』
「とかく現代人は、知識を積み重ねおる」
『でも、情報化社会ですから』
「たまに、減らすことも考えた方がよいな」
⛔ ⛔ ⛔
たーしかに確かに。私たち、時間以上に知識の習得で追われているかもしれません。あれも知らなきゃ、これは知らない、どうしたらいい。知ってもすぐに忘れちゃう。
『だって、知らないとやっていけません』
「本当にそうかのぉ」
『え。いや。だって賢者さま』
「知らずにやったら、いかんのかね」
『まぁ、プログラミングできなくても、ゲームはプレイできます。人間とは何かなんて考えなくても生きています。時間って何。知らないけど、時間は過ぎていく』
「本当かね。時間は過ぎていくものかな」
🔮 🔮 🔮
時は元に戻せない。時に長さがある。時が解決してくれる。私たちは普段、疑うこともなくこのように時間を理解しているのです。
『考えた瞬間に、アタマが凍りつきます』
「時よ止まれ、キミは美しい」
『は。なんすか、ソレ』
「止まる時間があるということじゃ」
『二通りの時間があるんですか』
「心の中には全てある。止まっておる」
『外にあるものは、消えていきますけど』
「時計の秒針をじっと見てごらん」
いつも不思議に思うのです。時計の針が動いていきます。これが時間なのでしょうか。過ぎていくはずの時間をじっと見ながら、いつだって今ここなのです。
👀 👀 👀
『なんかヘンな感じがしますね。秒針が動いていくってことは、時間が過ぎていくわけですけど、その全体を見てるというか。時計の中に、過去現在未来があるみたい』
「外の世界は時が過ぎていく。日は昇り陽は沈む。一方で、時の流れを見渡すこともできるのじゃ。その観点からすれば、時は止まっておる。もしくは存在せん」
『慌てふためく自分って、確かに存在しますよね。他人が見ている自分っていうのかな。だけど、そういう自分を見ている、別の自分がいるような感じがしてきました』
「日々の暮らしも同じことじゃ。次々と流れていく物事。ただこなすだけでヒィヒィ言うとる。しかして、それをじっと見つめるもう一人の自分がおるのじゃよ」
👼 👼 👼
もう一人の自分。そんな風に、感じたことはございますか。なんとなくこう、自分の背後にいる。いるというか包みこむというか。
「ゲームのアバターとプレイヤーじゃな」
『私たち、アバターなんですね』
「背後で操るプレイヤーがおるのじゃ」
『でも、賢者さまがゲームって。なんか』
「何を言うとる。こんな面白いものはない。時間を忘れる。ブロック崩し。インベーダーゲーム。パックマン。ドンキーコング」
『賢者さまのお時間、止まってます😅』
🌈 🌈 🌈