介護の求人アドバイザー「介護の採用」をはじめた理由
約12年間広告業に携わり、主に求人広告を作ってきた。
紙媒体の雑誌や、フリーペーパーなどに関わったこともある。
時代はWEBになり、WEB広告の面白さを知った。
クライアントと二人三脚で求人対策を考え広告を作っていく作業は面白く、深く入り込むとコンサル的な要素もでてくる。目に見める反応があるとドンドン楽しくなっていった。
2019 年になり、私は介護業界に転職した。
介護業界と言っても介護施設で働く訳ではなく、今までの営業職の経験を生かし、全国の介護施設に研修のご案内をする仕事を選んだ。
なぜか介護業界が気になった。
気になっていた介護業界は、知らないことがいっぱいだった。
施設の種類
施設のトップの方を施設長と言うこと
思ったよりアナログなところ
パソコンが1人1台あるわけではないこと
案外、山奥にあること
給料が安いこと
なかなか給料が上がらないこと
そして、
思っていた以上に人手不足だということ。
自分が関わってはじめて知ったが、ここまで困っていると思っていなかった。
全国の施設にお邪魔するが、どこに行っても人手不足だと言われる。
人口自体少ない地方は、それはそれは大変そうで、
「堀内さんが思っている以上に大変ですよ!」と副施設長さんが本音を語ってくれた時は、そうだよな。人いないと募集のしようもないよな。と改めて思い知らされた。
しかし、
そんな施設のホームページを見ると、職員募集のページには、簡素な募集要項の文章が並んでいるだけだった。
まわりの施設を見ても同じだ。
今までお会いして、人がいなくて大変だと嘆いていたところのホームページも見るが、どこも同様に募集要項が一応書いてるだけ、求人募集しているよ。と意思表示しているだけの状態。
自分が前職で求人広告を作っていた時では、考えられない状態だ。もっと働く人の写真載せたり、仕事内容がもっとわかるものとか、トップの熱い言葉とか、資格が取れるとか…
なぜみんな何もしないのか不思議でしょうがない。
自分が考えるに恐らく
みんな自分の日々の業務が忙しくて手をつけられていない。やろうと思ってもやり方がわからない。
もしくは、求人対策しよう!とも思ってなかったのかもしれない。
ハローワークに出しました。
求人対策しました。
終わり。
ハローワークに出したのに人が来ない。
多分どこもこんな状態だろう。
少しマシなところで、有料の介護系の求人媒体に出してるくらいだろう。
自分としてはやり方がわかっているだけに、こうしてああして、こうしたらいいだけやん!
なんでやらないの?
とウズウズがずっと続いていた。
今の会社では、自分の考える求人対策や採用戦略のお手伝いができないと、思いきって会社を辞めることにした。
本格的には5月から始動だが、求人対策で1番大事な採用ページづくりのお手伝いをする事業をはじめることにした。
1年を通して、施設に通い
施設の良いところを一緒に考えて、求職者に向けて何を伝えたいか、何を見せたいか
施設と二人三脚で考え作っていく仕事だ。
1年経ったら卒業。独り立ちしてもらいコンテンツの作り方から、写真の撮り方、インタビューのやり方などなど
私なしで何でも出来るようになってもらう。
言うなれば採用ページ作成の家庭教師。
本当に良い施設には、良い人材が行くべきだし
本当に良い人材は、良い施設に行くべきだと思っている。
屋号は「介護の採用」
人材に関するサービス
自分が出来ることを全力でやってみようと思う。
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