無料・有料別!Web面接ツールランキング10選|Zoom等比較
『Web面接でどのツールを使ったらいいのかわからない』
『Web面接ツールの選び方を知りたい』
『人気のWeb面接ツールを比較・検討したい』
という方に向けて記事を書いています。
Web面接は、地方学生の採用が容易にできたり、採用活動にかかる工数や費用を落とすことができたりと様々なメリットがあります。近年はコロナウイルス感染予防対策としてWeb面接を導入する企業が急激に増加したことに伴い、Web面接に適した便利なツールが世に溢れています。
今回の記事では、Web面接ツールの選び方はもちろん、種類豊富なWeb面接ツールを10種厳選し、それぞれのツールを徹底比較したいと思います。
この記事を読めば、種類豊富なWeb面接ツールの中から選ぶためのポイントを理解し、自社に合うツールを的確に選別することができるようになります。
【参考】
採用担当者必見!ZoomによるWeb面接の注意点&流れを徹底解説
【こんな企業におすすめ】Web面接のツールの選び方
ここからは、Web面接ツールの選び方を紹介します。Web面接ツールの機能、価格、会員数の3つの面から、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
『機能』で選ぶ
Web面接ツールは、以下の2つのタイプがあります。
【Web面接ツールの種類】
1. ライブ面接用
→ライブ面接は、面接官と応募者が画面越しで
面接を行うやり方です。また面接中は画面録画を行い、
面接後、録画をもとに選考する場合があります。
2. 動画選考用
→動画選考は、企業が出した課題に対して応募者が
画面収録した動画をもとに、企業が選考するやり方です。
2つのタイプによって使うツールが分かれるため、まずはどちらのやり方でWeb面接を行うのかを決めてからWeb面接ツールの選定に進みましょう。
次にWeb面接ツールを選ぶ際に、必ずチェックしておくべき機能をご紹介します。
①ルーム管理
②チャット機能
③画面録画機能
④画面共有機能
⑤ファイル共有機能
⑥評価機能
①ルーム管理
ルーム管理は、Web面接を行う個別ルームの作成・削除ができる機能です。Web面接の場合は事前にルームを作成し、ルームのURLと「当日はこちらのURLから入室してください」といった文言で応募者にメールを送っておくとスムーズに進めることができます。
②チャット機能
チャット機能は、面接中に応募者とチャットをすることができる機能です。Web面接ツールによっては応募者全員に一斉送信するだけでなく、送り先を指定して個別にチャットができるツールもあります。またチャットが来た際の通知機能があるかどうかもチェックすると良いでしょう。
さらにチャットの中でファイル共有ができるかどうかもチェックしましょう。チャットにファイル共有機能がある場合は、Web面接中に複数人とファイルを共有することができます。
③画面録画機能
画面録画機能とは、Web面接中の様子を録画できる機能です。オフラインの面接とは違い、面接後に画面録画したものをもとに再度選考を行うことが可能であるため、画面録画機能はWeb面接で必須の機能と言えます。
④画面共有機能
画面共有機能とは、パソコンの画面をそのまま参加者に見せることができる機能です。例えば面接中に応募者に資料を見せながら、Web面接の内容や企業についての説明をすることができるなど、Web面接では様々な面で役立ちます。
⑤ファイル共有
ファイル共有とは、参加者にファイルを共有し、個別にダウンロードできる機能です。チャット機能に含まれていることが多く、誰でも簡単にファイル共有ができるため、面接はもちろんオンライン会議にも便利な機能です。
⑥評価機能
Web面接ツールの中には、個別に判定できる評価シートが付いているものなど、採用担当者にとって便利な機能が付いているものがあります。共通の項目で細かく分析し、一人ひとりの評価と結果を残しておくことができるため、データの蓄積や採用力向上に繋がります。
また、あると便利な機能としては以下のようなものがあります。
①接続・音声確認機能
②ホワイトボード機能
③ステータス管理機能
④採用分析機能
⑤リマインダー機能
①接続・音声確認機能
接続音声確認機能は、面接前もしくは面接中に接続テストをすることができる機能です。Web面接は通信の乱れによって中断せざるを得ない場合があるため、接続状況や音声を確認できる機能があればWeb面接をスムーズに進行することができます。
②ホワイトボード機能
ホワイトボード機能とは、共有したファイルや資料にメモ書きできる機能です。説明中に新しい情報を書き加えたり、応募者からの質問に答える際に活用したりすることができます。
③ステータス管理機能
ステータス管理機能とは、多数の候補者を面接する際、個別に進捗状況を一括管理できる機能です。1日に何人もの候補者とWeb面接を行う大手企業様や、採用活動をできるだけ短期間で完了させたい企業様におすすめです。
④採用分析機能
採用分析機能とは、蓄積されたデータから候補者を分析し、合否を決定する材料の1つとして利用できるサービスです。分析はAIの自動式が多く、Web面接サービスによってはアドバイザーに相談できる場合もあります。
⑤リマインダー機能
リマインダー機能とは、採用業務をリスト化し、やるべきタスクを設定時間にお知らせしてくれる便利な機能です。過密スケジュールも一括で管理したい方や、大量の業務を抱える採用業務担当者の方におすすめです。
『価格』で選ぶ
価格帯はWeb面接ツールによって様々です。月額料金制のもの、使用頻度や使用量によって料金が変動するもの、なかには無料で提供しているツールもあります。価格が高いものは豊富な機能が備わっていたり使用上限が高いなどといった特典があるため、価格のみで判断することはおすすめしません。
・『価格』で選ぶやり方は、使用頻度が少ない企業におすすめ
・『必要な機能が備わっているのか』
『使用頻度に合っているのか』などをチェックし、
ある程度ツールを絞ってから予算と相談して決定しよう
『導入実績』で選ぶ
企業の導入実績が多いWeb面接ツールは、様々な企業のデータをもとにWeb面接のノウハウを蓄積しているため安心感があり、特に初めてWeb面接ツールを利用する方にとっては魅力的なポイントだと思います。
しかし導入実績はリピーターの多さとは比例しないため、実績の多さを鵜吞みにするのは要注意です。Web面接ツールが継続的に企業に導入されているのかをチェックし、慎重に決定するようにしましょう。
・『導入実績』で選ぶやり方は、初めてのWeb面接ツールの
導入に対して不安を抱えている企業におすすめ
・導入実績+リピーター率をチェックし、
継続的に利用されているツールかどうかを判断しよう
【無料】おすすめWeb面接ツール5選
まずは、無料のWeb面接ツールから厳選したおすすめのサービスを5つ紹介します。
1. Zoom
【ポイント】
・接続の安定性が高い
・HDビデオと高音質オーディオで、最大1,000人の参加が可能
・参加者はアカウント登録不要で、
URLから誰でもすぐに参加できる
・PCやスマートフォンなど、どのデバイスにも対応
・アンケートやバーチャル挙手機能などのリアクション機能付き
【機能】
【価格】
・4つのコースによりそれぞれ変動(0円~27,000円/年)
・基本コースは無料
(最大参加可能者100人、最大40分の面接が可能)
▶参考◀
Zoomの「機能」についてもっと知りたい方はこちら!
あまり知られていないZOOMの便利機能を画像付きで掲載!
【ポイント】
・充実した機能と45分間の面接がすべて“無料”
・期間限定で最大24時間、最大300人の面接が可能
・参加者が全員同じ部屋にいるようなtogether機能付き
【機能】
【価格】
・4つのコースによりそれぞれ変動(0円~2,170円/月)
・無料(最大参加可能者数は100人、最大45分の面接が可能)
3. Skype
【ポイント】
・ビデオ通話はもちろん、固定電話や携帯電話にも発信可能
・電話及びビデオ通話の録画が可能
・メモやリアルタイムの字幕機能付き
【機能】
【価格】
・月額プランは、利用する国よって変動(日本は850円/月)
・無料
(最大参加可能者数は50人、最長4時間のビデオ通話が可能)
4. Whereby
【ポイント】
・無料コースでも時間無制限で利用できる
・全ルームにロックがかかっているため、
参加者のコントロールが可能
・最大50人のビデオを同時に画面に映し出せる
【機能】
【価格】
・3つのコースによりそれぞれ変動(0ドル~14.99ドル/月)
・無料(最大参加可能者数は4人、時間無制限)
5. Bizmee
【ポイント】
・アプリのインストール及び会員数登録が不要
・資料に直接文字の入力ができるなど、ホワイトボード機能が充実
・ロゴの挿入や色の変更などオリジナルの会議システムが作成可能
【機能】
【価格】
すべて無料
【無料】おすすめWeb面接ツールランキング&比較表
ここからは、先ほど紹介した5つの無料Web面接ツールから機能、価格、導入実績別のランキングと比較表を紹介します。
スマホの方は画面を横にすると表が見やすくなります。
『機能面』編
機能面では、『Microsoft Teams』が1位という結果になりました。『Microsoft Teams』は、45分間という長時間の面接ができたり、参加者が全員同じ部屋にいるようなtogether機能が付いていたりと、無料で豊富な機能が利用できるところがポイントです。
『価格面』編
価格面では、全て無料で利用できる『Bizmee』が1位という結果になりました。他の4つのWeb面接ツールは無料プランと定額プランがあり、利用頻度や機能の充実度によって価格が変化します。
『導入実績』編
導入実績の面では、導入実績数75万件を誇る『Zoom』が1位という結果になりました。また『Skype』は多数の大手企業への導入実績があるため、2位にランクインしました。
【有料】おすすめWeb面接ツール5選
次に、有料のWeb面接ツールから厳選したおすすめのサービスを5つ紹介します。
1. HARUTAKA
【ポイント】
・熱意や人物像がわかりやすい❝動画選考❞が可能
・応募者の情報や採用状況を一括で管理でき、採用分析も可能
・項目を自由に設定できる評価シートの作成が可能
【機能】
【価格】
問い合わせ
2. Calling
【ポイント】
・地方求職者の採用率10%向上、内定辞退率10%減少の実績
・個別のトークスクリプト機能で、面接をスムーズに進行
・ID数制で、定額で通話無制限
【機能】
【価格】
・初期費用は200,000円
・1ID 1,500円/月
3. BioGraph
【ポイント】
・応募者はアカウント登録が不要
・多数の応募者のスケジュールを一括で管理できる
・簡単な操作でWeb面接が可能
【機能】
【価格】
・4つのコースにより変動(10,000円~50,000円/月)
・独自のカスタマイズができるエンタープライズコースは
別途見積もりが必要
4. ITSUMEN
【ポイント】
・シンプルで簡単な操作で、応募者も採用担当者も使いやすい
・応募者はアプリのインストール及び登録が不要
・データ通信料は業界最小レベル
【機能】
【価格】
・月額プラン、チケットプラン、ダブル定額プランの3つの
プランにより変動(29,800円~199,800 円/月)
・Web面接オプションは10,000円~
(同時3ルームで担当者アカウント無制限)
5. SOKUMEN
【ポイント】
・派遣会社の採用に特化したWeb面接ツール
・低価格な月額固定制で試しやすい
・採用担当者が発行したURLからすぐにWeb面接をスタートできる
【機能】
【価格】
・初期費用0円
・月額固定料金のみ(19,800円)
【有料】おすすめWeb面接ツールランキング&比較表
ここからは、先ほど紹介した5つの有料Web面接ツールから機能、価格、導入実績数別のランキングと比較表を紹介します。
『機能面』編
機能面では、『HARUTAKA』が1位という結果になりました。今回提示したおすすめの機能が全て備わっており、評価シートの記入や採用分析ができるため、応募者にとっても採用担当者にとっても便利なツールと言えるでしょう。
『価格面』編
価格面では、『SOKUMEN』が1位という結果になりました。初期費用は無料なうえに低価格な月額固定制のみで利用できるため、初心者でも試しやすいツールです。
『導入実績』編
導入実績の面では、導入実績数1,500件以上を誇る『Calling』が1位という結果になりました。また『HARUTAKA』は多数の国内大手企業への導入実績があるため、2位にランクインしました。
▶参考◀
Web面接のやり方やコツなどを事前に押さえておきたい方は
こちら
採用担当者必見!ZoomによるWeb面接の注意点&流れを徹底解説
【まとめ】Web面接ツールを活用し、オフライン同様の採用活動を
今回は、おすすめのWeb面接ツールについて紹介しました。
自社にとってよりよいWeb面接ツールを選ぶためには、自社の採用の強みや弱みを分析し、機能、価格、導入実績の多方面から選別することが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。