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水民マガジン  夜郎自大サップ 残雪サップ 不安定始動

週の始めに雪が降って 渓谷にもっと雪が残っているのかと思いきや 部分的に残るのみで サップを置いた周辺は その雪中エリアだった
そんなわけで ボードを雪から掘りおこす事から 今回のサップは始まる
まずはコーヒーブレイク
このクラブのオーナーと話しながら チャをしばく
オーナ―は 若い頃 この土地を買い ここにある施設 畑 小屋 トイレ 水道 その他諸々を手作りで作り上げた
造営は今も進行形で この日は焚き火のコーナーを造っていた
わたしは このクラブに居着く猫のような存在だ クラブのみんなが帰る時間に 入れ違いにふらっと現れて サップやカヤックをやる
このクラブに歴代続いた猫の系譜が 一昨年の夏に途切れてしまい わたしが最後の猫になるかも知れない
わけわかめな事を書いてしまったが 今日の気づき(脳内達人師匠の教え)を記す

先行動作は 不安定な姿勢である
基本的な姿勢は 安定したものである
不安定な姿勢は 安定した姿勢に戻ろうとする この不安定な姿勢は 主に体幹によって作られる
体幹は不安定であっても 四肢と体幹の関係は 安定したもの つまり四肢に力が入れやすいものであるのが重要である
位置関係としては 四肢は 体幹の可動域の範囲内に 常になければならない

整理すると パドルを入れるに最適なポイントに パドルを入れるために 四肢(この場合は腕)から持っていくな 体幹(胴体)のひねりを使え
そういうことだ
ひねられた姿勢は 不安定なので 安定を求めて定位置に戻ろうとする
そこにパワーが生まれる
四肢(腕)のダイナミック(動的)な動作に頼らず 体幹に始まる 四肢のスタティックな踏ん張り 微調整で動作をする

サップのピボット・ターンで考えるなら 体幹に下肢の動作も加える必要があるだろう
ざっくりと言ってしまうと 体幹と下肢は ひとつのユニットである
脚を絡めた状態は不安定であり 直立姿勢の状態に戻ろうとする
身体をひねる時に 腰からひねると 脚もねじる事となり さらに上体のひねリも加わる
足裏でボードの表面をホールドして 腰 上体のひねり戻しと 脚のねじり戻しがうまく作動すれば 腕はほとんど 動かす感覚にはならず ボードが回っていく

要するに
『体幹の動作を使わんと 可動域も無視して 腕でゼンブまかなおうとするから そんなクッサい動きになりまんねん』
そういうことだが これは わたしが言ったのではない
脳内達人師匠が仰ったのだ




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