人事こそ、パラレルワーカーの活用を

2021年2月3日 22:17

こんばんは！採用会議の高尾です。
今回は、多忙な人事職向けに複業人材（パラレルワーカー）を活用するメリットをお伝えしていきます。

昨今のコロナでの人員再配置、人件費削減、そして人材採用難と
人事職の悩みは後を絶えないかと思います。

かといって、人員を増やすわけにもいかない‥‥

そこで1つ提案したいのが、「パラレルワーカーの活用」です。それがなぜ現状の解決につながるのか、お話ししていきます。

解決策は「採用」だけではない

人事業務が回らなくなってきた時、まず考えるのが「人材採用」だと思います。新たに経験者を雇用したり、育成する人材を採用したり。

しかし、最近は即戦力人材の採用は非常に難しく、希望する領域の経験やスキルを持ったピンポイントな人材を採用することは簡単ではありません。

一方で採用できたとしても、既存の社員とのリレーションやカルチャーフィットなど、採用成功したあとに発生するリスクも当然多くあります。

そう考えた時に、「本当にこのポジションは社員である必要があるのか」という観点で解決策を検討することも重要だと思います。

その解決策の1つになりうるのが、「パラレルワーカーの活用」です。

パラレルワーカー活用のメリットは大きく3つあり、それぞれについ説明していきます。

①社内にはない知識・経験・視点をインプットできる

フリーランスやパラレルワーカーとして活躍する方は、複数企業にて人事業務を担っていることが多いです。

そういう方達の力を借りれば、比較的スムーズに新しい制度や体制を構築することができます。

しかもその取り組みを通じて、これまで社内になかった知見やノウハウを蓄積することも可能です。

②業務量・予算・フェーズに合わせて人材を活用できる

たとえば採用業務は、年間を通じて繁閑の波があるものです。

そこに1人社員として担当を置いてしまうと、忙しい時には人手が足りず、逆にそうでない時には持て余してしまうことも十分にあり得ます。

しかしパラレルワーカーあれば、「必要な時に、必要なだけ」といった形でその専門性を借りることができます。

その会社が抱える課題や目的に合わせて、期間や予算を定め運用することができるので、無駄なく業務を進めることができます。

③転職市場に出てきにくい優秀な人材を見つけられる

転職市場にもスキルを持った人材は当然いますが、人事のプロは引く手数多なので、それほど経験のある方は多く転職市場にいません。

当初の課題解決はもちろんですが、そのパラレルワーカーが持つ専門性やアイデアを活用して、当初は想像もしなかった成果が生まれることもあるのです。これが外部人材の面白いところです。

「人事は社員が対応するもの」という考えは、今後もっと薄まっていくと考えています。

この変化の激しい時代を乗り切り、生産性の高い組織を作っていくためにも、パラレルワーカーの活用は有効な手段です。

ぜひ組織運営に悩むときには、活用を検討してみてください。

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