ドラクエで考える採用戦略～王様からの限られた資源で冒険(採用活動）は始まる～
採用会議「採用見直し係」３児の父ナカニシです。
今年は新型コロナの影響もあり、対面の会議からZOOMの会議への移行が多くなってきました。
ZOOMの背景画像で世界の観光名所の画像などを活用していると、
仕事ではありますが、旅行気分を味わいながらゲーム感覚でリラックスできますね。
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私が子どもの頃、夢中になったファミコンゲームと言えば、
なんと言っても！ ドラゴンクエスト（略称ドラクエ）。
ふと採用活動を考えると、ドラクエの世界には、まさに勇者が仲間を集めて目的を達成する採用活動のエッセンスが散りばめられている。
ということで、今回は、
「王様からの限られた資源で冒険(採用活動）は始まる」
採用活動を「冒険の始まり」に見立ててドラクエ風にお伝えしたいと思います。
◆なぜ王様はケチなのか？
ドラクエの始まりは、勇者である「あなた」が王様から直々に、
「悪い魔王から世界を救ってくれ！」という依頼から冒険がスタート。
なのに王様は、「布の服」「皮の帽子」「ひのきの棒」などの貧弱な装備と、わずかなお金しか与えてくれない。
「世界を救う大役やねんから、王様ならもっとお金出してや！」
なぜ王様はこんなにもケチなのか？
とドラクエをやった人なら思ったことがあるでしょう。
これは、採用活動で課題を抱える人事部の管理職やリーダーの方が抱える状況と似ています。
王様が社長というと怒られそうですが、採用活動でもお金が使い放題！
なんて企業はほとんどありません。
多くの企業の採用活動は、
「限られたお金（予算）」「限られた人（工数）」
でも、「残業時間は減らさなくてはならない」「離職を止めなければならない」、、、、などなど課題は山積み。。。
そんな限られた「資源」でミッションをクリアしなければならないのが実情です。
資源がわずかで採用活動が難しく感じた時、
そんな時は、自分を勇者だと思い、これからの「冒険」を楽しむための余白である。
そんな風に考えて冒険（採用活動）を楽しんでみることにしましょう。
◆冒険（採用活動）の初めに行う３つのアクション
王様から与えられた資源に不満を言っても仕方がないので、
その資源をどう生かすかを考えることにしましょう。
これは、ドラクエの冒険の始まりと同じなのですがポイントは３つあります。
冒険の初めに行う３つのアクション
①資源（アイテム・装備・お金・ステータス）の確認
②村人から情報を得る
③仲間を集める
①アイテム・装備・お金・ステータスの確認
まずは自身の資源の確認です。どんなアイテムや装備があって、お金はいくら使えるのか？
採用活動の予算、無料求人ツール(ハローワーク、indeed、engageなど）活用状況、現状の求人票の見直しなど自社のリソースをしっかりと確認すること。
現状把握をすることで、取り組むことが見えてきます。
②村人から情報を得る
冒険の始めで大切なことは、なんといっても「情報収集」
旅先（社内外）で出会う人々から「情報収集」することで、採用活動のヒントを得ます。
採用活動や転職市場も日々変化しているので、「就職・転職市場の現状」「他社の採用事例」「効果の高いツール」など、
積極的に情報収集することで自社にしかない強味をとがらせて、費用対効果のよい採用活動を実施することができます。
③仲間を集める
ドラクエⅢから始まった仲間を集める場所「ルイーダの酒場」
画期的な制度ですが、戦士、武道家、僧侶、魔法使い、商人、遊び人など、
好きな仲間を3人まで集めることができます。
実際の採用活動では、1人で始めることもあるかもしれませんが、
社内外の人的ネットワークを活用して、協力してくれる仲間の存在が必要です。
1人で悩まず、情報収集しながら頼れる仲間を集めることから。
王様からの資源は限られていますが、
余白のある冒険（採用活動）を楽しみましょう！
「採用会議」は、仲間を集める場所「ルイーダの酒場」みたいな場所です。
情報収集と仲間集めに気軽にのぞいてください。
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