ダイエットまで45分
最近太ってきた。
いや、もう、ここ4年ぐらいずっと太っている。
自分自身のベスト体重を10キロ以上もオーバーしている状況が随分と続いている。
ということは、もうベスト体重が今の体重なのでは? と思えてきた。
死ぬ前にもう一度だけスリムな自分に戻りたい、と思っている。
太っている原因はおじさんとは思えないその食欲にあると思っている。
もう、唐揚げやハンバーグが美味しくて仕方がない。
もしかして知能は高校ぐらいでストップしている上に、味覚は小学生の頃でストップしているのかもしれない。
時の流れに身を委ねているのが容姿だけなのだとしたらあまりにも残念すぎる。
残念な生き物である。
では、食事が楽しくて仕方ないのか、と言われると、ん〜、と唸ってしまう。
いや、でも楽しくはあるのかもしれない。
美味しそうな料理が目の前に運ばれてきた時、一口目を口にした時の幸福感は「楽しい」と表現しても差し支えないだろう。
でも、ひょっとすると面白くはないのかもしれない。
皆さんは外食はされるだろうか?
高級なお店にしか行かないような人にはあまりピンとこない話かもしれないが、牛丼屋やラーメン屋、ご飯が何回でもおかわり出来る定食屋にしか行かないおっさんなら分かってもらえるだろう。
一人で飯を食っている成人男性の実に九割がスマホや漫画を観ながら食べている、という事実を!
食事はノールックなんです! 粗品(霜降り明星)の動画かアメトーークの違法アップロード動画を観ているかスマホで漫画を読んでいて、今食べているものを確認しながら食事を楽しんでいる人なんてほとんどいないんです!
かくいう私も食事をするときは高木豊の動画を観るのが習慣になっています。
あの高木豊です。スーパーカートリオのあの高木豊です。
僕の主食は高木豊です!
もう、高木豊に向かって「ご馳走様」と言っています!
生産者の顔は高木豊です!高木豊さん、すみません!
と、まあ、そういうことで、そういう食事の仕方は太る原因になるんだそうです。
確かに、目の前のハンバーグを感謝を持って、それがハンバーグであると認識して食事をするのと、口にしている物がハンバーグなのか高木豊なのか判別できていない状態とでは明らかに食事としての質が違うような気がします。
ということで、今日から私は食事は黙々と、さらに頭の中では食事に感謝し、食事を面白がっていきたいと思います。
ほぉ、これがハンバーグですか、溢れ出す肉汁、ソースのいい香り、これは上質な肉を使っているな。
では、早速食べてみよう。
んー、美味い。口の中で肉汁とソースが絡み合って見事なハーモニーを奏でているな。
どれどれ、つけ合わせのポテトはどうだ?
うん、絶妙な塩加減とホクホクの揚げ具合、ハンバーグの味の濃さを和らげるのに一役買っているわけだ・・・
いや、これ、孤独のグルメやないか!
あんなに頭の中であれこれ考えられるか!
しんどなるわ!
やっぱり高木や! 高木豊や! 代走高木豊や!
明日からランニング始めます。