義母の手
「お義母さん、お願いがある。
アロママッサージの練習させて🙇♀️」
いつも手が冷たいと言っている義母に、アロマオイルでハンドマッサージをさせてもらいました。
断られるかとドキドキ💓しましたが、快く受け入れてもらえました。
義父が寝たきりになってから、ほぼ毎日夫の実家に通いました。義父の手を握りさすらせてもらいました。
亡くなる前日に、義母も手を握ってさすったそうです。
「○○ちゃんがしていたように、私もしてみたんだけど、少ししたら手で押し返されて…。もう良いからっていう事なんだと思った。
あの時は『触るな』って言ったかと思ったけど、眠れていない私を気遣って、『もう良いから、お前も休め』って言う事だったのかもね」
私の🔰マッサージを受けながら、涙ぐみながら話す義母が、健気で儚げで愛おしくなりました。
こんなに愛されていた義父は、幸せ者ですね😭
節が太くなって、指輪ができないと寂しそうな義母。握る力が弱くなって物を落とす。
そんな義母の手に触れながら、子供たちのお世話をしてもらった頃を、私も思い出しました。
驚いたのは、義母がたくさんのアロマオイルを持っていたことです❗️
陶器のアロマポットや、マッサージ用のブレンドオイル。
「欲しくて本も買ったの」
「凝っていた時期もあったの」
アロマにハマるきっかけの出来事も、話してくれました。
私も勉強して、義母に喜んでもらえるマッサージができるようになりたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊❤️