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Le feijoa

フェイジョアというフルーツ。島のお店にお邪魔していた頃知ったフルーツ。実物は見たことが無く、その時は話だけ。

店内では花の話好き、実はともかく花がきれいという。やはり実物は見たことが無いのだが、検索するとなかなかきれいそうな花だった。

バンシロウ=グアバと同じフトモモ科。しべ沢山の美しい花。しべ部が濃い紅色と花びらが白というコントラストも素晴らしい。画像閲覧のみで実物を見たことが無いのだが。

グアバは以前鉢で何度か咲かせたことがある。グアバの花のしべ部は黄色。可憐だ。フェイジョアは少々お派手な印象。何度も申し訳ないのだが、実物を見ていないもので。

ポポーと同じくらい、興味があるようなないような程度で、果実との出会いが先日かぼすをゲットした伊豆の直売所。画像の小ぶりが高価ではなかったので一緒に連れて帰った。

小ぶりというのも、ネット画像でどこぞお兄さんが手のひらにのせていたものは大きかったからそれとの比較。だから正直想像上の小ぶり。

断面図からもフトモモ科がわかるかも

連れて帰る途中、まあ香りを放ってくれる。こんな言い方しているのは、個人的にはそんなに好みの香りではないからだ。食べられるなかなと思うほどに。

帰宅して広げると芳香剤並みにキッチンを香らせてくれる。かぼすもレモンも割るまでは主張していないのに。

触ってふにゃりとした頃が食べごろらしい。ふにゃりはもう外側が褐色化していたものがあり、おっさんでもやばくねと思い割ってみた。んんフトモモ科。

中央をほじくって口の中へ。ほんのり甘さを感じてバンシロウより種はやわらかく気にならないから飲み込めた。

でもこの香り、どうやっていただいたらよろしいのか悩むところ。ほじくり食いにしては小さすぎて面倒だな。

こんなに気分が負の方向に展開させられるフルーツは珍しい。いちじくは正の方向に転じたのに、それもまたよしなど自分で自分を慰めつつ。

硬いままいっそのことたまり漬けにでもしてみようかなという暴挙を思いとどまり、ネット先生の2案、ホワイトチョコジャムかそのままオンリージャムかに絞られた。

ホワイトチョコめんどいので、あるものでオンリージャムにすることに決めた。早く処分したかった。

出来立てホットにラムレーズンのせて

量的関係で水分の抜けたりんごと一緒に簡単に煮てみた。グラニュー糖適量とレモン代わりのかぼす果汁を加えて。なんちゃってミックスジャムという形で。

甘さ控えめでフェイジョアの香りもやわらかくなって、ホットの状態で出来立てを食べてみた。なんとか落ち着いた作品に仕上がったのではと自画自賛。

今後おそらく自らは求めないフルーツだろうなと実感し、どなたかから極上品をいただく以外はありえないフルーツということで封印したくなるような体験でした。

はずれがあるかた当たりを一層うれしく感じるのかなという強がりで、今回のフルーツは以上となります。

フェイジョアプッシュの方には申し訳ございません。ご来場ありがとうございます。次は素敵なフルーツでお会いできましたら。

A bientôt !

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