La pluie de juin
六月の雨。今年の場合は降ってはいるけれど少ないような気もします。量は一度にどっさりで回数が少ないような気がします。
自分のところのTV天気予報は基本東京の情報。自分のところの実際は東京とはけっこう違います。かといって神奈川県でも伊豆地方でも違うことが多いのです。ここはどこ。
梅雨入りが遅れているとか見識ある関係者は公表しているけれど、自分のところはやはり梅雨時のような天気が続いています。気温も雨降りの続くところも、これまでの経験では梅雨時と認めてもいいような個人の実感です。大雨情報などは地域ピンポイント化されているけど、梅雨入り情報は大雨気を付けれと言ってる割にはピンポイント化しないんですね。
日曜日の朝は、個人的には曇りか弱い雨の天気が好きです。カンカン照りやピーカンでは心身休まらないから、時たまのどこかへ行くぞ的な日曜日以外は、風が弱くて曇りがちな天気で十分です。お洗濯布団干しはうまくできませんが、完全お休みモードになれます。どうでもいい格好でコーヒーかお茶類のローテーションだけ、淹れて楽しむくらいでしょうか。見られる人がいないので余計に。
そうは言っても今年は梅雨入りまだでほぼ一日お天気の日もあったから、そこのチャンスで、駅名バス停名しりとりを少なく行いました。お付き合い下さい。
(前回の1415:片瀬白田から続いて)
1416:多比(たび 沼津市のバス停)
バス停を下りて、鰹節の香りが漂っていました。直売所がありましたが、業務用雰囲気の工場兼店舗?こちらは超個人だったので断念しました。
沼津駅からバスに乗って御用邸付近を通過して、穏やかな駿河湾の海岸をバスの車窓から眺めていました。トンネルを抜けて、多比というバス停に到着。
集落土地の低さだと思いますが、コンクリートの長い防波堤がありました。地元の方の軌跡の通り、防波堤に上れば海の景色が広がっていました。訪れた時に居た人は、奇跡を作ってくれたお父さんを遠目に見ただけでした。
海を見てしばしぼけっとさせていただいた後、午前だったので集落のお宮さんにご挨拶に行かせていただきました。新しい場所のようで、やはり海と集落の安全を願う場所という印象でした。
1417:美術館前(湯河原町のバス停)
神奈川県足柄下郡湯河原町にある湯河原美術館の前のバス停。なじみの地なのに訪れたのは初めて。美術館が設立してバス停名も変わったのではと印象があるので、新しめのバス停名でがないでしょうか。
町民は割引があります。元旅館だったようです。館内は平松礼二さんの展示がありました。ニューヨークの風景を描いたもの中心で、岩絵の具の色使いが大胆なもの、水彩画やデッサンの繊細なものをゆっくり拝見させていただきました。使用していた道具や保有されている書物などの展示もありました。
他には縁の方々の作品を楽しむことができました。屋外には庭園があり、個人的にはこちらにも興味がありました。3Dプリンタを使用して造られた彫像がところどころ緑の中に配置されていて、季節の花とともに楽しめる空間でした。水琴窟は鳴りませんでした。
庭園に隣接する館内カフェでモーニングをいただきました。普段贅沢で食べられない地元の豆腐を販売するお店のと思われる、豆乳スープとおからサラダを美味しくいただくことができました。豆乳が濃くて美味しかったので、ご褒美かお財布と相談して意気投合したときに、豆腐か豆乳をゲットしてみたいと思いました。
しりとりは次回は「え」からスタート。近所はほぼ行きつくしてもう、越後、越前、越中、遠州、思いつくところは遠くばかり。こちらも意気投合が必要なようです。
今年の六月の雨のように気まぐれに探して訪れることにします。訪問時に雨は困るので降っていない日を探して。探している間に月が更新されるかもしれませんが、よろしくお願いします。ありがとうございます。